蘇州(そしゅう)/店屋町(福岡)

中州で創業し、何度かの移転を経て冷泉公園近くに落ち着いた「蘇州(そしゅう)」。開店直前にはシャッター組が列をなしており、人気の程が伺えます。私は夜遅くに通りがかった際、たまたま空いていたのでこれ幸いとばかりにお邪魔しました。
階段で2階に上がると開けるには躊躇う扉が待ち構えています。これは私の入店ルートがヘンだっただけで、エレベータを使って入店するのが王道らしいです。
閉店間際だったのでゲストもまばらです。私が注文を済ますと大将が「カンバン返しといて~」と指示を出していたので、まさに滑り込みセーフでした。
ビールは中ビンで赤星を選択。さあ何をつまもうかとメニューを眺めていると「お客さんは初めてだよね?オススメはコレとコレだから」と気持ちの良いガイダンスがありました。何も話していないのにどうして一見とバレたんだろう。やはり入店ルートがヘンだったのでしょうか。
まずは「水餃子(魚)」。つるんとした生地の中には肉汁(魚汁?)たっぷりの餡。魚肉のほか、白菜や生姜などの薬味がたっぷりと入っており、タレなどは不要でそのまま食べて美味しい。
続いて「水餃子(肉)」。こちらは豚肉のミンチ主体であり、不思議と酸味が感じられ、深夜近いというのにスルスルと食べ進めることができます。ハーフサイズにしましたが、フルサイズで注文すれば良かったかな。
ビール1本に餃子のハーフサイズを2皿頼んで1,500-1,600円程度。いいですねえ。次回はきちんとお腹を空かせた状態で、グループで訪れ旨そうな料理を片っ端から頼んでみよう。焼き餃子も旨そうなんだようなあ。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。