博多名代 吉塚うなぎ屋(よしづかうなぎや)/中洲(福岡)

1873年に福岡市吉塚で創業した「博多名代 吉塚うなぎ屋(よしづかうなぎや)」。中洲に移転した今でも福岡屈指の鰻の名店として人気を誇り、食べログでは百名店に選出されています。タモリも一番好きな鰻屋とか言うてたな。

ちなみに「名代」は「なだい」と読むのが今回のケースだと一般的だと思うのですが、「みょうだい」とフリガナがふってあるメディアがあったので、私は自信を無くしてしまいました。どなたか正解を教えてください。
老舗の鰻屋とは思えないほどピカピカに磨き上げられた店内。軒先での整理券発行機やテキパキハキハキと動く従業員など、ファミレス的な究極の合理性を感じました(誉めています)。ちなみに2-3時間待ちとなることもあるようですが、私は日曜日の16時過ぎに訪れ待ち時間ナシでスっと着席することができました。朝から晩まで通し営業なのが便利ですね。
着席するとすぐにお新香とお茶が並べられます。私の見る限り鰻をツマミに酒を飲みながら長時間ダベる、みたいなゲストは見当たりませんでした。そういう客は3階の予約制の個室を利用しているのかもしれません。
数量限定の「きも焼き」。1本620円と中々の値段ですが、その金額に見合った存在感、すなわち圧倒的に濃厚なコクを感じました。今後の展開が期待できます。
こちらは「うまき」。鰻の蒲焼がお布団のような出汁巻きに包まれて出て来ます。これはもう、万人受けする美味しさですね。胃袋さえ許せば2つ3つと食べたいところです。
主役の「特うな丼」がやってきました。え?これが「うな丼」?心配になって店員に確認すると、当店の「うな重」は鰻とライスとタレが全て別皿でやってくるそうで、「うな丼」はライスの上に鰻とタレがのっかって来るそうです。上や特などの値段の違いは鰻の量の違いであり、質は同じとのこと。
前置きが長くなりましたが「特うな丼」は鰻が4切れ入って3,150円。高級食材だけあって値が張ります。ちなみに私は鰻料理がそれほど好きではないのですが、当店の蒲焼は実に美味しいですねえ。鰻そのものの質というよりも、調理や調味が私好み。外皮がカリカリと香ばしくタレは思いきり甘くコッテリとしており、見方によっては繊細さの欠片もないのですが、かなり攻めた、記憶に残る味覚です。
他方、きも吸いは繊細な味わいであり、蒲焼の暴力的な味覚に圧され気味であるので、蒲焼に手を付ける前に楽しんだ方が良いかもしれません。なお、蒲焼のパワーに負けないようにか選択制で赤出汁をチョイスすることもできました。
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何とも印象的な蒲焼でした。何でもこの店独自の「こなし」という技術を用いて調理しているようで(そのメカニズムは読んでもようわからんかった)、それによりあの独特の食感を演出しているそうです。福岡市のふるさと納税の返礼品にも選出されているので、納税額が多い方は試してみると良いかもしれません。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。