カンタスクラブ(Qantas Club)/シドニー空港ターミナル3

シドニー空港の国内線ターミナル3内にある「カンタスクラブ(Qantas Club)」。国内線利用者向けのプレミアムラウンジで、保安検査場を通過した後のエアサイド、出発階(Level 2)にあり、エントランスはゲート4とゲート5の向かい側に位置します 。
ターミナル3の最上階の大部分を占める広大な空間であり、中央にサービスカウンターやビュッフェエリアがあり、そこから放射状に座席エリアが広がる円形のレイアウトが特徴的 。  広さは千平米㎡以上あり、座席数も数百はあるのですが、やや古めかしさも感じます。
大きな窓からは自然光が豊富に差し込み、駐機場や滑走路を一望できる開放的な眺望が楽しめるます。ビュッフェ周辺は最も混雑するエリアですが、ラウンジの奥に進むにつれて客室は落ち着いていきます。家族連れ向けに専用のキッズエリアも設けられています。
国内線ラウンジながら食事の用意もあり、このあたりは日系エアラインも見習ってほしいところです。時間帯によって提供される食事は異なり、ちょっとしたホテルの朝食会場のラインナップと同等のクオリティを誇ります。
「バリスタが常駐し美味しいコーヒーを淹れる」と鼻息は荒いのですが、けっきょくエスプレッソマシーンのボタンを押しているだけなので、味わいに変わりはありません。このあたりはニュージーランド航空のほうが気合が入っているように感じました。なお、アルコールの提供は正午からで、地元のワインやビールがたっぷりと取り揃えられており、そのへんの居酒屋よりも充実したラインナップです。
そういえばここは国内線のラウンジだった、と後から気づくほどサービスが充実したラウンジでした。国内線でこのクオリティは凄いかもしれない。きっちり食事も摂れるので、安心して頼って良いでしょう。

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