イビサとバスク/vol.3

イビサへ向かう。

イビサはヨーロッパ中のリゾート客が集う島であるため、トップシーズンはヨーロッパ中の空港からノンストップ便が出ています。我々はイギリス系のイージージェットというLCCを利用することに。

今日この日までLCCを毛嫌いしていたのですが、少し考えを改めました。航空会社で最も重要なポイントは定時性だと私は考えているので、安かろうがなんだろうが時間を守らないLCCなんてムリムリと思っていたのですね。
ところが今回利用したLCCは非常に合理的。航空運賃(150ユーロ)、荷物預け代(事前に予約していたら10ユーロだけど当日申請だと50ユーロ)、搭乗券発券代(自宅で印刷してきたら無料)など、すべてがバラ売り。
ITリテラシがそれなりにあり自立している人間にとっては手軽に利用できる一方で、職員に色々お願いしなければならない情弱は金額が跳ね上がり時間もかかるという仕組み。結果的にスマートな客ばかりが集まってくるので、手続き関連が色々スムーズでとても気に入りました。マイレージだのポイントだのもなくてわかり易い料金体系。非常にフェア。
ロビーにピアニストが。なんかいいなこういうの。
前席の幼女に気に入られ、2時間の道中ずっといちゃついてしまいました。
天使である。ちなみに、「イビサに到着する航空機は、着陸直後に乗客全員が拍手をするのが慣例」と何かで読んだことがあるのですが、そんなことは一切無く落ち着いたものでした。
ターンテーブルの時点でクラブの広告だらけ。リゾート客ばかりでみんな浮かれており、よそ見や話し込みが多く、やたらとぶつかりそうになるので気をつけましょう。
ちなみにイビサは白タクが多いです。流しには期待せず、きちんとしたタクシー乗り場から利用すれば間違いなし。ただ、そのタクシー乗り場がものすごい行列だったりする場合があるため、時間厳守の際には長めに見積もっておいたほうが良いでしょう。ちなみに今回、空港からタクシーに乗ろうとしたら200人ぐらいの行列で、30分ぐらい待ちました。

ホテルにチェックイン。2泊だけだし夜はクラブに行くからきちんとしたリゾートじゃなくて良いだろうと、これまたトリップアドバイザーで評判の良い、アクセスの良いホテルを予約していたのですが、すごくイマイチでした。部屋は狭くベッドは小さく壁も薄い。がっかりです。テンションが下がりすぎて写真を撮るのを忘れてしまう。
部屋にこもらず外に出よとの啓示と捉えることに。歩いて「イビサタウン」と呼ばれる、島一番の繁華街へ。22時だというのに夜はまだまだこれからだぜ感。

パチャのチケットをチケット屋で買うと、実はそのチケット屋はレストランも兼ねていて、中々に繁盛していたのでそちらで食事を済ませた後、いよいよパチャへ向かいます。




「イビサとバスク」シリーズ目次
下から上に向かっています。レストランの記事が多いですが、殆どが写真です。


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