アズール・ビーチ・クラブ(Azure Beach Club)/クリムゾンリゾート(セブ)

あっと言う間に泡を一本飲みきったので、昨夜もお邪魔したレストランへ移動。
今回もハッピーアワーであり、1杯注文すればもう1杯が無料です。

「寮にお酒は持ち込み禁止でさ。外で飲んでくる分にはいいんだけど、大したお酒は無いし、宿題もあってそんなヒマないし、何より門限が23時だからゆっくり楽しめないの」もう疲れちゃった、こんな囚人みたいな生活。
「わ!ラムだ!こんなのフィリピンで初めて見た!」と跳ねるように喜ぶ彼女。なんでもセブの語学学校寮での食事情は劣悪らしく、島国のくせに魚が出ることはなく、慢性的に野菜不足であり、味付けの濃い硬くて臭い肉ばかり食べさせられているとのこと。
「こんなごちそう、夢見たい」セブ在住者は外食であっても1食数百円で済ますのが普通とのこと。ちなみに今夜の食事は10,000円と少し。ラグジュアリーホテルのダイニングで飲み食いしてこの値段は日本人からすると割安に感じてしまいますが、「学校の先生の月給って、20,000円ぐらいらしいよ。一日中1畳ぐらいの個室に篭りきって学生の相手をして、その収入」。
日本で日本人として産まれた以外の才能、すなわち世界基準でみた場合の価値が私にはあるかなあ。仮にセブに生まれ育ったとして、今と同じ生活レベルを維持することはできるかなあ。いや、きっとできないだろうなあ。そういう意味で、日本の先人たちには感謝の念しか生じないし、私の現在のライフスタイルは単に運が良かっただけではないか。色々と考え込んでしまった夜でした。


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