春梅子餐廳/松江南京(台北)

ビルの地下いっぱいに広がる店内。100席はゆうに超える大バコです。
メニューは中国語・英語・日本語の3カ国表記。写真も掲載されており、イメージが沸かないということはまずないでしょう。
イカと海老の蒸し団子に茶碗蒸し(?)。イカと海老は問題なく美味しいのですが、茶碗蒸しは乱暴な出来栄え。大学生が電子レンジで無理矢理作ったような味がします。グリーンピースの味とかおりがどぎつく、悪目立ちしているのも減点ポイント。
豚の角煮。オーソドックスな味であり、日本の手の込んだラーメン屋のそれと同等です。脂の甘味もちょうどよく、スパイスが効いており胸焼けすることがない食べやすさ。スープの1滴1滴まで美味。
海老チャーハンは海老がたっぷりで。やや味付けが濃い。素材の味わいを邪魔するところがあるのは残念ですが、全体としては整合性が取れており素直に美味しいです。
デザートにお餅にピーナッツパウダー?わらびもちがバージョンアップしたような味わいでお腹にたまりまくりまクリスティ。さっぱりするデザートというよりカロリー面ではこちらが主力戦艦級。
ショウガ茶でしょうか、ハチミツの風味が感じられ、やや甘い。先のお餅とあわせてナイスカロリーです。

お会計で驚き、3,000円を超えました。あまり深く考えず気楽な台湾料理をと立ち寄ったにしては高すぎです。後日、在住者から「ああ、あそこは観光客向けの店だから割高ですよ。大箱でまず入れるし、日本語が通じるので使い勝手は良いですけど」とのコメント。なるほど。


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