遮蔽物が少なく開放感と適度な活気が満ちる空間構成。幅を広めに確保したオープンキッチンのカウンター席とテーブル席があり、テーブルをくっつければ大人数での宴会にも対応できます。
中瓶は750円と周辺相場に準じています。もちろんサワー類やハイボールなどの用意もあり、良く飲むグループは飲み放題プランで予約すると良いでしょう。また、日本酒やワインのラインナップも豊富です。
鮮魚の酢みそ和え。身は冷たく透明感のある甘みとほどよい弾力が残ります。酢の酸が先に立ち、白みそのまろやかなコクがすぐ後を追いかけ、いきなり日本酒案件です。
脂の乗ったシマアジを胡麻和えにしたひと品。焙煎ごまの香ばしさが先に立ち、ネットリとしたシマアジの身を噛むと甘みがじわりと広がります。濃厚でありながら後味は意外と軽いのがいいですね。
島そばサラダ。沖縄そばを冷製の和え麺のように用いており、麺はもちもちとしつつ野菜の歯ざわりと絡みます。通常の熱いそばとは違い、油分と酸のバランスが軽く箸が進み易い。サラダでありながら麺料理としての満足感も楽しめます。
自家製鶏しゅうまい。鶏肉の旨味が濃く、脂がほどよく混ざって口の中で溶けていきます。ただ、若干冷凍焼けのようなニュアンスが感じられたのが残念。
島豆腐を用いたチキンナゲット。外側はカリッと揚がり、中は豆腐のしっとりした質感が残ります。鶏の旨味と大豆の甘みが混ざり、豆腐特有の弾力が衣のサクサクと対比し、食感にリズムが生まれます。
せせりのネギ油焼き。ネギ油で焼くことで青葱の香りが食欲を刺激します。噛みごたえがあり実にジューシー。脂の甘みとネギ油の風味が絡み合い、シンプルながら奥深い味わいです。
鶏ももニンニク醤油焼き。肉の厚みを活かしつつニンニク醤油で焼き上げており、醤油の甘辛が肉に染み込み込みます。ニンニクの刺激は強すぎず肉の旨味を引き立てる役割に留まるのが良いですね。
ホルモンの炒めもの。野菜も併せて用いており、内臓の風味は残しつつトマトの酸が脂を軽く感じさせます。後味がスッキリとした都会的なアレンジが感じられる逸品です。
以上を食べ、結構飲んでお会計はひとりあたり5-6千円程度とリーズナブル。明け方近くまで営業しており、これだけの料理を深夜まで楽しめるのもいいですね。地元の飲食業界人にとっての不可欠な受け皿として機能しているのも納得。1軒目利用はもちろん、深夜に本気で旨い酒肴を求める夜にも頼れる一軒です。
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