よっちゃん/麻布十番

京都で36年の歴史を誇るお好み焼店が十番に進出。商店街のど真ん中に位置しており、ずっと気になっていたのですが、『喜久や』を10分て退店したことを奇貨として予約ナシで入店です。
カウンターがいくつかとテーブル席が2席のみという小さな店内。たまたまタイミングが良かったのでテーブル席に通して頂けました。我々の入店から退店まで常に満席であり、入店できなかったウォークイン客が肩を落としながら帰っていくなど、十番の隠れた人気店です。
生ビールで仕切り直し。この1杯が実に旨く、今後の展開に期待が持てます。やはりソース系の食事にはお好み焼きである。
イカの焼きそばを大盛りにしてもらいました。自動で付帯する目玉焼きが地味に嬉しい。麺はやや太めで弾力のあるタイプであり私好み。ネギがたっぷりでシャキシャキとした青い食感も美味しい。
スペシャリテの『京都九条ねぎ焼 スジ玉』。こちらも大盛りにして頂きました。焼きそば同様、本場の九条ねぎを惜しみなく多用し、まるでネギサラダを食べているかのよう。牛スジのホクトロ感もビールの消費を後押しし、京都の下町の味を堪能。
『たこせん』があったので注文すると、せんべいにソースとマヨネーズを塗っただけのものでした。これで200円は高い。たこせんと言えば、
このようにタコヤキが挟まっているべきなので(写真は2008年に大阪で撮影)、当店の『たこせん』は0点でした。

いずれにせよ、全体として味は良く価格も控えめであり、普段使いするには最高のお店です。提供時間が早いのも良い。衝動的にソース×マヨネーズ味を欲した際に、フラっと立ち寄ってみましょう。


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麻布十番には日本料理店も結構多いのですが、割高であることが多いです。外すと懐が大ダメージを受けるので、信頼のおける口コミと、味覚が似た友人の感想に頼って訪れましょう。
東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。