京寿々(きょうすず)/麻布十番

去年に引き続き、また食中毒になりました。秋口の食材は私の身体に向いていないのかもしれません。今回は自宅で発症し一晩中もんどりうった後、内科へ。アニサキスの疑いがあったので鼻から内視鏡いれたり焼くなりコロ助ナリと、大変な目に。
しばらく経って身体が落ち着いたので、久しぶりにまともな食事でもしようと外出。それでも肉・脂はキツいだろうということで、京風うどんのお店へ。新一ノ橋交差点より六本木ヒルズ方面に徒歩数分。
ぎょぎょ!結構高い!どのうどんも1,000円前後します。うどんに1,000円は払えるけど払いたくないなあ、と悩んでいると、「日替わりランチ:豚汁うどん1/2&秋刀魚塩焼き、小鉢、サラダ付き 1,000円(税込)」という表示を発見。冒頭の趣旨からは外れますが、費用対効果の良さには抗えない。
注文後、秒で供されるサラダ。野菜は新鮮、ドレッシングも上々で結構美味しい。
小鉢はイカとダイコンの煮付けと手が込んでいます。じっくりと味が沁み込んでおり日本酒が欲しくなる。夜のメニューには酒のツマミが結構あり、ドリンクの値付けも悪くなかったので、夜に飲み屋使いするのも一案です。
小鉢から15分ほど経ち(空いているのに結構待った)、主力選手の登場。わお、思ったよりもボリューム満点。冒頭の趣旨から完全に外れてしまいました。
豚汁うどんのハーフ。豚汁としても、うどんとしてもかなり美味しいです。適度にコシがあって食べ応えのあるうどん。このレベルだと、うどんそのものの味、すなわちもっとプレーンなうどんメニューで楽しんだほうが良かったかもしれません。
サンマは中くらいの味とサイズ。思ったよりも調味が薄く、割に醤油をジャバジャバかけてしまいました。たっぷりの大根おろしとレモンが地味に嬉しい。
ゴハンの味わいは普通。
お漬物の味わいも、既製品なのか、今あなたが想像している通りの味わいです。

いずれにせよ、十番という街でこれだけのボリュームと質を兼ねそろえて1,000円というのはまことにリーズナブルです。うどんも美味しかったし、小鉢のレベルも気になる。次回は夜にお邪魔して飲み食いした後に〆にうどん的な使い方をしてみようと思いました。


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麻布十番には日本料理店も結構多いのですが、割高であることが多いです。外すと懐が大ダメージを受けるので、信頼のおける口コミと、味覚が似た友人の感想に頼って訪れましょう。
東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。

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