ノンズ・カオマンガイ(Nong's Khao Man Gai)/イーストサイド(ポートランド)

アルダーストリートの屋台村で一旗揚げ、実店舗の出店にまで踏み切ったノンさん。ロケーションはイーストサイド。このあたりは雰囲気が非常に悪く、ドラッグの売人にしか見えないオッサンたちが昼間から意味もなくブラブラと歩き周り、座り込み、談笑しています。昼間であってもタクシーやライドシェアで訪れたほうが良いでしょう。
タイの屋台村を切り取ったかのように趣のある店内。
カオマンガイがレギュラーサイズで1,000円近くするのは食べる前から割高に感じてしまう。タイであれば100〜200円です。ちなみにカオマンガイとは鶏肉のゆで汁で炊いた飯に、ゆでた鶏肉をのせたものです。シンガポール料理の海南鶏飯とほぼ同じです。
カオマンガイのビッグサイズ14.5ドル。1,600円です。これまでの人生で最も高価なカオマンガイです。渋谷の有名店ですら800円なのに。。。

味は中の下といったところ。ライスの香りが薄く、鶏肉自体からも風味が抜けきっているため、全体としてボンヤリとした印象です。付け合せのソースやテーブル脇のタレをぶっかけまくると何とか食べることができるレベル。確かにポートランドにおけるタイ料理としては美味しいほうなのかもしれませんが、東京と比べると遥か足元にも及びません。
スーパースープという、おそらく鶏の茹で汁を用いて造ったスープも合わせて注文。コチラも7.5ドルとかなり高い。
スープ自体の味は博多の水炊きのそれをスパイシーにした感じ。鶏肉やお米も入っており、日本における鍋の最後のおじやを食べているような印象でした。

私の家の近くに海南鶏飯食堂という、十番住民の誰もが認めるチキンライスの名店があるのですが、そのありがたみが身に沁みた瞬間でした。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。

関連ランキング:タイ料理 | シアトル・タコマ国際空港周辺