カフェ・シンガプーラ 海南鶏飯/麻布十番


「What is your next destination !!」六本木ヒルズのツタヤの旅行コーナーで立ち読みしていると、背中を大きく叩かれました。
振り返ると中村アン似のヘルシーな女性。町内会の仲間です。エロ本とか読んでなくて本当に助かりました。
ちょうどランチの時間帯だったので、斜向かいのシンガポール料理屋へ移動。すぐ近くに海南鶏飯食堂という似たような店がありますが、別のお店です。あちらはあちらで良いお店です。
2階へと通される。オープン直後での入店で一番乗りでしたが、十数分もすればほぼ満席。
私はカトン・ラクサを注文。ココナッツ風味のカレー麺です。様々な食材やスパイスがすり潰されており、澄んだスープというよりはザラりという食感を残す液体。エビの風味が極めて強く私得。麺は太麺であるもののプツンプツンと途切れる不思議な食感でした。
ミニ海南鶏飯はプラス200円とお買い得。特筆すべきは米の味わい。鶏のスープの滋味に溢れ、フルサイズで食べたくなります。先のラクサと合わせて1,100円とは、この立地にしては大変お買い得でしょう。
元々ラクサにパクチーを入れるものではありませんが、当店はリクエストすれば無料でいくらでも追加してくれます。しかしながら乾燥し切っており香りも乏しくパクチーを食べているという実感は少なかった。
連れはマレー風トムヤム麺。鼻腔をくすぐる酸っぱい香り。なるほどこちらはラクサとベクトルが全く異なり食欲をそそります。

お近くの海南鶏飯食堂よりもメニューにバラエティーがあるように感じました。次回は夜にお邪魔してみようと思います。

食後はツタヤに戻りお茶をする。「この前、ローストホース(会員制馬肉専門店)行ったんだけど、すごく良かったよ。今度連れてってあげる」「近々さいとう(予約困難店)行くんだ。行きたい?じゃ、予約取ってきてあげるね」「え?世良田(会員制焼鳥屋)行ったことないの?言ってよ!あたし昔っからの常連なんだから。今度連れてってあげるね」

持つべきものは町内会。


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