不都合な真実に脅えてアラスカへ<7日目>~グッチ社会主義者な氷河~


■マージェリー氷河(Margerie Glacier)/グレイシャーベイ国立公園(アラスカ)
久しぶりに上陸がない日なので、ゆっくり起きるまで寝ていられると思いきや、「9:30に当クルーズ最大の見どころであるマージェリー氷河に到達予定」との案内があり、結局は早起きです。マージェリー氷河が近づくにつれ、流氷の数が多くなり、アシカやクマの姿もチラホラ。
ついに氷河に到達。美しいというよりも世界の終わりのような不気味な光景です。氷河の高さは水面から70メートル以上もあり、その幅は1,600メートルにもおよびます。まさに雪は大地を覆う光である。
船のエンジンは抑えられており基本的には乗客の話し声しか聞こえないのですが、時折「バキィ!」「ドゴォ!」「ズズズズズッン」のような大音量と共に氷河が海面に崩れ落ちて行きます。テレビで見るおなじみの光景なのですが、意外にも気前よく崩れ落ちていくものであり、1時間の滞在で大小併せて10回は観ることができました。
温暖化の影響で氷河が縮小していく事実には心を痛める反面、私が訪れたこの瞬間だけはもっと派手にぶっ壊れて欲しいなあと考えてしまうグッチ社会主義者な私。


■カフェ・カリブ(Cafe Caribe)/ルビープリンセス(Ruby Princess)
https://tabelog.com/america/A5905/A590501/59002426/
 寒さを我慢しながら屋外に1時間も居たからか妙に腹が空く。
 通常は朝食抜きを身体に課している私ですが、旅先でのダイエットほど愚かしいものはないとばかりに朝食ビュッフェにお邪魔します。
シャルキュトリやチーズはホライゾンコートと全く同じもの。朝食限定のハッシュドポテトやスクランブルエッグに心躍るのですが、味はまあ、アメリカのホテルのビュッフェ味でした。
部屋へ戻る際、プールサイドが謎のセールへと変貌を遂げていました。アメリカ人の物欲はどこへ行っても凄まじい。


■ランプラウ氷河(Lamplugh Glacier)/グレイシャーベイ国立公園(アラスカ)
マージェリー氷河から船で40分ほどで到着。
 マージェリー氷河に比べてより青色の強い、チョコミントアイスのような色合いです(ところで関西人はチョコミントアイスが嫌いって本当?幼少期の私は平気で食べまくっていたのですが)。
なお、こちらの氷河は崩れ落ちていくことはなく、むしろ発達し続け年々サイズが大きくなっているとのことです。


■ミケランジェロ(Michelangelo)/ルビープリンセス(Ruby Princess)
氷河を楽しんだ後はメインダイニングでじっくりとランチ。船の上とは思えぬほど魅力的なラムカレーに出会うことができました。詳細は別記事にて


■ダ・ビンチ(Da VInci)/ルビープリンセス(Ruby Princess)
昼食の後には夕食。寝ているか食っているかの堕落に愕然とする1日。目玉はキングクラブの脚を蒸したもの。「はあ?ちなみに?何にちなんでるっていうのよ。あなたのそういうところ、大嫌い」どうしてこうなった。詳細は別記事にて


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