2週間のハワイ旅行で出来ること<9日目>~地球の裂け目と美容整形~


■カウアイ島(Kauai)/ハワイ
ハワイ諸島で最も古い島、カウアイに上陸。雨と太陽に恵まれた地勢であり、その自然は数十本もの映画の舞台に用いられています。

入港したのはナウィリウィリ(Nawiliwili)港。平たく言うとド田舎であり、自力で観光地を巡るには至難の業。そのため本日は船会社主催の1日ツアーに参加します。
ツアーにありがちな、トイレ休憩という名目での土産物屋への立ち寄り。これ、出発して30分の光景です。観光そっちのけで、いきなり土産を真剣に検討するアメリカ人の消費意欲には舌を巻く。経済が発展するわけだ。


■ワイメア渓谷(Waimea Canyon)/カウアイ(ハワイ)
マーク・トウェインが「太平洋のグランドキャニオン」と評した地球の裂け目。まさにグランドキャニオンのように地層によって色が異なり、豊かな雨量が草木を育て、太陽の光が刻一刻と山肌の色彩に変化を与えます。
息を呑むほどの美しさ。今回の旅行でトップクラスに感激した光景でした。


■ケオキズ・パラダイス(Keoki's Paradise)/カウアイ(ハワイ)
https://tabelog.com/hawaii/A6005/A600506/60002320/
ポイプ(Poipu)という、カウアイを代表するリゾートエリアに位置するレストラン。とにかく規模が大きく、窓のない設計が開放感抜群。ツアーで立ち寄る店としてはかなりレベルが高いでしょう。
ランチ・ビュッフェでの利用なので、味はそれなりです。ごはんの炊き具合は残念賞であり、カルアポークならびに照り焼きチキンは火が通り過ぎてパサパサ。
マヒマヒに限っては悪くない味わいだったので、野菜とマヒマヒばかり食べました。


■潮吹き穴(Spouting Horn)/カウアイ(ハワイ)
海に突き出た溶岩の穴に波が流れ込み、ブシュウと潮が吹き上がるという仕掛けです。近くまで来れば立ち寄っても良いかもしれませんが、わざわざ見に行くほどではありません。


■オパエカア滝(Opaekaa Falls)/カウアイ(ハワイ)
カウアイの名所とされてはいますが、華厳の滝のほうが数段レベルは上です。潮吹き穴と同様、近くまで来れば立ち寄っても良いかもしれませんが、わざわざ見に行くほどではありません。


■シダの洞窟(Fern Grotto)/カウアイ(ハワイ)
昔は王族などしか訪れることができなかった、永遠の愛が約束されるという聖地。ワイルア河口から船に乗って上陸しなければ辿り着けない秘境なのですが、苦労して訪れる割に見るべきものはありません。
「聖地とか言って、白人が案内して英語で歌ってるじゃん。あんなのハワイじゃない、偽物よ。あーあ、昔は歩いて洞窟の中に入れたのになあ」と、妻。


■モンスター/百田尚樹

本論と全く関係ありませんが、移動中の車内ではずっとこの本を読んでいました。ブスな女の子が整形を繰り返してシンデレラとなり、復讐を遂げていく、という話。美容整形を繰り返す女性の心理や整形の仕組みなどを平易に読み解くことができる良書です。

ちなみに私は美容整形賛成派。手術して美人になってコンプレックスが無くなるならそれでいいじゃん、という軽いノリです。「私は世の全ての女性を整形で美しくしたい。そうすれば美人に価値は無くなり、内面が問われる世界となる」という、美容整形外科医の発言に激しく同意。


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目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
当シリーズ執筆時点(2017年5月)においては一番イケてるハワイ本。雑誌STORYの編集者・ライター・モデル・スタイリストが総力を結集した情報量です。ローカルのマニアックな口コミも多数掲載されており、リピーターも充分満足できることでしょう。
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