2週間のハワイ旅行で出来ること<8日目>~フラッシュ・モブで裏切られた話~


■テンダーボート/プライド・オブ・アメリカ(Pride of America)
これまでの上陸方法と異なり、港から少し離れた場所に本船を留め、テンダーボートに乗り換えて上陸します。
海の色がブルーレットのような済んだ濃紺。これがハワイの実力である。


■カイルア・コナ/ハワイ島(ハワイ)
ヒロよりは上手く観光地化された街、カイルア・コナ。日本人は「コナ」と省略して呼ぶことが多いですが、正式には「カイルア・コナ(Kailua Kona)」です。

ヒロに比べると市街地がよりコンパクトにまとまっており、ぶらぶらと散歩し易い。そして特筆すべきは気候の良さ。雨雲をせき止めるハワイ島中央の山々の影響で(?)、ヒロの街には常に燦々とした陽光が降り注ぎ、取り巻く空気もカラりと乾燥しているのです。ヒロに比べてリゾートホテルが圧倒的に多いのはそのためでしょう。
ハワイ最初の教会や、
ありがたい宮殿などもあるのですが、やはりハワイは名所旧跡を巡るというよりは、ダラダラと過ごすことが真骨頂。慌てず騒がず、まずはテラスでビールでも飲んでから、次の行動を検討することにしましょう。


■コナ・ブルーイング・カンパニー(Kona Brewing Company)/カイルア・コナ(ハワイ)
ハワイで最初のクラフトビール・ブルワリーにて工場見学ツアー。たった5ドルで4種の試飲、おかわりOKという気前の良さ。詳細は別記事にて。


■アルティメット・バーガー(Ultimate Burger)/カイルア・コナ(ハワイ)
ランチは地元のグラスフェッド・ビーフ、すなわち人工的な飼料ではなく牧草を食べて育った肉牛のみを用いた最高のハンバーガー。詳細は別記事にて。


■コナ・ファーマーズ・マーケット(Kona Farmers Market)/カイルア・コナ(ハワイ)
ハレ・ハラワイ・パーク(Hale Halawai Park)目の前の駐車場に展開する市場。ただしオアフ島でお邪魔したファーマーズ・マーケットとは毛色が異なり、極めて観光客向けです。なんだかよくわからないアクセサリーがなんだかよくわからない価格で売られています。
食べ物屋台などもなく、土産物屋と新鮮な野菜という、なんともズレた取り合わせ。通りがかったらのぞいてみても良いかもしれませんが、わざわざ出かける場所ではありません。


■「スリラー」ダンス・クラス/プライド・オブ・アメリカ(Pride of America)
マイケル・ジャクソン全盛期に青春時代をアメリカで過ごした妻。彼が他界してから興味を持ち始めたニワカとは一線を画し、筋金入りのマイケルファンです。This is itが公開された際はひとりで2度も劇場に足を運び、自宅にブルーレイ・プレーヤーは無いというのにブルーレイディスクを手に入れる有様。

そしてやはりというか、このイベントにも当然参加。私にはダンスの心得は無いし、マイケルに対して特に思い入れなど無いのにも関わらず、問答無用で同伴させられました。今回の14日間の旅行において、最も妻が強引だった瞬間です。

参加者は10人程度。使い物にならない足の悪いデブ女(注:先天的な障碍ではなく太り過ぎて膝を悪くしただけ)などもおり、リズム感が皆無の私であっても何とかついていくことができました。

途中、その肥満体が「やっぱり足に響くわ、やめとこうかしら」などと弱音を吐いて座り込むことにつき、「あら、びっこひいて踊ったほうがゾンビっぽくていいじゃない」と、インストラクターも容赦なし。
「じゃ、22時に再集合ね!今夜のパーティでスリラー流すから、みんなでフラッシュ・モブよ!ばっちりコリオを合わせて周りを驚かせましょう!」とインストラクターはやる気満々。しかしながら船内新聞には思いきり 「みんなで密かに特訓し、夜のパーティでみんなを驚かそう!」と書いてあるのであった。


■スカイライン(SKYLINE)/プライド・オブ・アメリカ(Pride of America)
アメリカ人の作るパスタを美味しいと思ったことが一度もないのですが、まさか船の上で超絶技巧の1皿に出会えるとは。詳細は別記事にて。


■Close up majic with Charles Bach/プライド・オブ・アメリカ(Pride of America)
昨夜は劇場において大掛かりな設備を用いたイリュージョンが中心でしたが、今夜は小さな会場にてテーブルマジックです。ゆうべのショーで虜になったゲストたちが、今日こそは種を見破ってやろうと最前列から席が埋まって行き凄まじい熱気。

結論から述べると、やはり素晴らしいショーでした。テーブルマジックであり至近距離からじっくり観察できるにも関わらず、奇跡の連続。仕掛けが全くわからない。だって、ゲストの私物である時計が、いつの間にかマジシャンの腕に巻かれていたりするんですよ。信じられない。ある意味イリュージョンよりも凄みがありました。


■ホワイト・ホット・パーティ(White Hot Party)/プライド・オブ・アメリカ(Pride of America)
今回のクルーズにおける最大のイベント。ドレスコードを白として、DJが紡ぐクラブ・ミュージックに身を委ねるというパーティです。

ここで妻と一悶着。「あたし、行かない」ちょっちょっちょっちょっと待って、さっきのスリラー特訓は何だったんだんだい?と慌てて問う。「あたしはマイケルが好きだからスリラーのダンス・レッスンに参加したの。フラッシュ・モブとか、あたしには関係ない

君の脳内ではそう結論づいているのかもしれないけれど、あのレッスンは元々ホワイト・ホット・パーティで披露するために用意された特訓コースだよ?ただのダンス・レッスンじゃなくて、演出の一環なんだ、とまるで船会社の回し者のように妻を説得する。

大体、一緒に練習したみんなを裏切ることになるじゃないか、お世話になったインストラクターを悲しませることにもなる。君が将来、都知事戦に出馬する際に今夜の裏切りが致命傷にもなりかねない、と粘りに粘り、「仕方ないわね」と、何とかご参加して頂けることになりました。
さてホワイト・ホット・パーティ。PitbullのTimberから始まり往年のEDMヒットメドレーが続きます。ゲストはめいめいに踊りの輪に加わり、好きなようにステップを踏み続ける。
「さあ!ここからはフラッシュ・モブ!スリラーだ!」このDJはフラッシュ・モブの意味を理解していないのではないか。それでも折角の特訓の成果を披露すべく、妻の手を取りステージに飛び込む。あれ?おかしいな、一緒に練習したみんな、続いてこないぞ。あいつら、裏切りやがった!

ここから先はBTOに審議されるのではないかというほど酷い有様でした。8頭身のダンサー集団の中に、ちんちくりんな東洋人の素人2名。何よりも酷いのが、我々を指導したインストラクターまでいなかったこと。

「どういうことかしら?」5分近くのショウ・タイムを何とか乗り切り、ソファーに倒れ込んだ私に詰め寄る妻。海は凪いでいる。


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