私は狭量な酒飲みなので、「お水で結構です」みたいゲストに囲まれると、店側が得るはずだった利益の不足分を、私が補填しているような、妙な気分になります。 https://t.co/M1JrecP3Yg
— タケマシュラン (@takemachelin) July 5, 2026
今回取り上げるのは、飲食店におけるノンアルコールの是非です。ソフトドリンクや水だけで長居するゲストが経営を圧迫しているとして、酒を飲まない客に事実上の退店を促したり、「最低〇杯は注文すること」といった独自ルールを設ける飲食店の存在が、定期的にSNSを賑わせています。
店側の言い分は明快です。多くの飲食店はアルコール注文によって収益を支える構造になっています。ソフトドリンクのみで席を占拠されれば客単価が下がり、経営を圧迫する。飲まない客に難色を示す店主の声は、決して的外れではありません。
一方、客側にも言い分があります。妊娠中や療養中、宗教上の理由、あるいは翌朝の予定など、飲めない・飲まない事情は人それぞれであり、アルコールを介さずとも食体験そのものを目的とする客層は確実に広がっています。メニューに載っている以上、何を注文しようと客の自由ではないか、という主張です。
酒離れ、食材と光熱費の高騰、そして多様化するライフスタイル。経済的合理性を守ろうとする店側と、それぞれの事情を抱えて席に座る客側。双方の言い分には、それぞれの道理があります。果たして「酒を飲まない」前提で飲食店に臨むことは、是か非か。この問いを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
ちなみに、本記事のタイトルおよび本文中に「美食家」とありますが、これは私が自称しているわけではなく、「Forbes JAPAN 編集部」がそう呼称してくださっているだけです。私が調子に乗っているわけでは決してありませんのでご注意ください。
ちなみに、本記事のタイトルおよび本文中に「美食家」とありますが、これは私が自称しているわけではなく、「Forbes JAPAN 編集部」がそう呼称してくださっているだけです。私が調子に乗っているわけでは決してありませんのでご注意ください。