プリヤ(PRIYA)/広尾

広尾は上級国民向けの街でありフレンチやイタリアンなどのレストランが支配的ですが、外国人が多いためか様々な国々の専門料理店も散見されます。この日は「広尾でインド料理といえば」のお店、「プリヤ(PRIYA)」へお邪魔します。
インド料理屋らしからぬ(失礼)、白を基調とした高級感のある店内。テーブルクロスが張られたカレー屋は初めてお邪魔するかもしれません。なんでも当店の主力は北インド宮廷料理だそうで、その格に見合った内装を心がけているそうです。

なお、何かの記事で「ホテルで修業したオーナーのサービスは行き届いた居心地のよい接客」との記載がありましたが全くそんなことはなく、一般的なインド料理屋の素っ気ないサービスでした。
ランチのセットには飲み物が付帯します。せっかくなので「ラッシー」を選択したのですが、よくある飲むヨーグルト的な味わいでした。
私は「シェフのスペシャルランチ(Chef's Special Lunch)」を注文。2,050円です。ちなみに今回は高い目のメニューを選択しましたが、「レギュラーランチ」であれば1,100円であり、その中にナンとライス食べ放題も含まれるので、立地を考えれば大変良心的な価格設定でしょう。
まずは「豆カレー」。その名の通りたっぷりの豆が投入されており、スパイスというよりも穀物由来の甘味が目立つカレーでした。
こちらは「チキンとホウレン草のカレー」。思いのほか酸味が強く(トマト?)、ちょとスパイシーなパスタソースのような味覚です。異国情緒丸出しで、カタギの日本人であれば逆立ちしたって表現できない味わい。
タンドリーチキンにフィッシュティッカ、ムルガマライカバブ。タンドリーチキンにフィッシュティッカはインド料理屋で度々お目にかかる味わいですが、この日の発見はムルガマライカバブです。どことなくクリーミーでコクのある風味があり、フランス料理的なニュアンスが感じられました。
サラダも付きます。これはまあ、普通のランチセットのサラダです。
ナン。ランチタイムはおかわり無料なのですが、普通の胃袋の持ち主であれば最初の提供で充分なボリュームです。バターがきいて仄かに甘い。
サフランライスも付くのですが、これはジャポニカ米でしょうか。適度に粘性があり馴染みやすい味わい。個人的にはせっかくインド料理屋に来たのだから、ガンガン香り高い長細いお米を楽しみたかったです。
デザートは何だろう。ゼラチンがネチャネチャして美味しくなかった。
以上を食べ2,050円。インド料理屋のランチとしては高めに感じるかもしれませんが、前述の通り「レギュラーランチ」であれば1,100円であり、その中にナンとライス食べ放題も含まれるので、立地を考えれば大変良心的な価格設定でしょう。

ランチタイムが11:00~16:00というのも使い勝手が良い。個々の料理も美味しかったので、次回は夜にアラカルトでジャンジャン注文してみようかしら。

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