山本のハンバーグ/恵比寿

グルメ系ハンバーグの走りとして一世を風靡した「俺のハンバーグ山本」。現在は「山本のハンバーグ」へと名称を変更しており、その理由は「今となってはいたるところで『俺の●●●』という店舗が増えています。そのような店舗や商品は私たちとは無関係で(中略)お客様に誤解を与えてしまうという思いから改名することになりました」とのこと。
さて、その「俺ハン」改め「山ハン」ですが、一時期のディナータイムは蒸しつくねの専門店「捏 山本」へ変身する二毛作を実施していました。現在は夜も「山ハン」のまま。店員の感じは相変わらず凄く良いです。
ランチに付随する「野菜ジュース」。今月はこれとこれとこれが入っています、と、きちんとバスケットに入った野菜をプレゼンテーションしてくれます。普通に美味しい。駅ナカであれば量を増やして500円で売れるレベルです。
コチラもランチについてくるジャーサラダ。ちょっくら食べづらくはありますが、味は確かで量もたっぷり。自家農園「俺ファーム」や契約農家さんから直接仕入れた野菜を使用しているそうです。
注文から10分ほどして「ダブルハンバーグ」が到着。ライスは宮城県産銘柄米「ひとめぼれ」。宮城県の精米会社「菅原精米」と契約し、大型の定温定湿倉庫で保管されている玄米を使用する分精米し、各店舗へ直送しているそうな。羽釜で炊いたものでフリーフロー。お味噌汁は、まあ、普通のお味噌汁です。
主題の「ダブルハンバーグ」。挽肉は国産肉であり、毎日必要な分だけ練り上げているとのこと。が、挽き方が細かくふんわりとした仕上げなのは私の好みではありません。個人的には粗く挽いてステーキのように食べるのが好きなのですが、そこはまあ、人それぞれです。
注目はテーブルに置かれた「食べる醤油」にひとり1コまで無料の「生卵」。これは先のライスおかわり無料と組み合わせてランチとして最強ですねえ。特に「食べる醤油」にはニンニクやら豆やらがたっぷりと漬け込まれており、醤油というよりもオカズです。本日一番のお皿でした。
連れはスペシャリテの「山本のハンバーグ」。このメニューに限っては黒毛和牛を用いているそうですが、彼女によると「何だかヌルい」とのことでした。
総括すると、ハンバーグそのものの味覚としては中くらいですが、店員の感じの良さや上質な野菜、ライスおかわりOKなどのボリューム感、食べる醤油の存在などを加味すると、ランチとしてベリーナイスなお店でしょう。スタンダードな「自家製ハンバーグ」は1,280円なので、まずはここから距離感を掴むと良いと思います。


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