ハワイ vol.4


順風満帆に見えるハワイ旅行でしたが、障害もありました。今回はその残念な結果をお伝えしたいと思います。

私が今までハワイで泊まったことがあるのは
  • ワイキキゲートウェイ(機能的でリーズナブル) 
  • シェラトンワイキキ(ワイキキど真ん中で便利) 
  • ハレクラニ(鉄板) 
の3つで、今回は昔から興味があった「ヒルトンハワイアンビレッジ」を選択。

私はこのホテルに対して「ワイキキから多少離れた分、敷地内で全てが完結するリゾートホテル。ゆっくりするなら最適」と、勝手にイメージを膨らませており、ラグジュアリーとは言わないまでもそこそこのホテルであって、良くは無くても悪くはないだろうと、一切の疑いを持っていませんでした。しかしさすがはパリスを生み出したヒルトン一族、一筋縄では行きません。

【旅行前】
日本の旅行代理店を通じて予約した場合、その旅行代理店が抑えている部屋数の枠の中から部屋が適当に割り当てられるそうです。同じ代金なのに部屋のグレードが異なることもしばしば。したがって、同じ代金の中でできるだけ良い部屋にしてもらうためには、出発数日前にホテルに直接電話してゴネると良い目にあうことが多いです。今回もそのセオリー通り、日本からスカイプ電話。

「あー、それ、日本の代理店がやることだからムリムリ。大体私の担当じゃないしガチャ」これが高級ホテルの従業員の態度でしょうか。ファーストフードの店員でもここまで冷たくはありません。出発前から恐ろしく不安に。

【チェックイン】
無愛想。カギを渡されて終わりであり、荷物も運ば無ければ部屋までの案内もありませんでした。

【部屋】

広いです。テニスコート一面弱ありました。そこそこキレイで設備には満足。

バスローブとヒゲソリがなかったので、「日本語サービスデスク」へ電話。「はぁい」なんだそのやる気の無さは!と一喝したい気持ちを抑え、バスローブふたつください、とお願いすると、「えーっと、バスローブは無かったと思います」と思いますってなんだ!と一喝したい気持ちを抑え、じゃ、ヒゲソリひとつください、とお願いすると「ヒゲソリも無かったと思います」

我慢だ。ところで今夜ビーチで打ち上げる花火はどこから観るのが良いでしょうか?と質問。「えっと、ビーチで打ち上げるので、ビーチです」いやビーチというのはわかっているので、具体的にお願いしますと辛抱強くかけあうと「だから、ビーチです」。

埒が明かないので、それじゃ花火が見えるレストランはどこになりますかね?と質問を変えると「特に無いですガチャ」なんなんだこれは。東京のまともな会社じゃ張り倒されるぞ。こんなに仕事ができない日本人がいるということが同じ日本人として恥ずかしい。

それにしてもこの対応はさすがにまずいだろうということで、今度は一般的な英語デスクに電話し、全く同じ質問を。「いかがなさいました○○様」バスローブふたつとヒゲソリ持ってきて下さい「はい喜んで!」あと、今夜の花火、どこから観るのが良いですか?「ビーチの○○○辺りで打ち上げますので、×××から観るのが一番です。レストランだと、△△△です!」なんなんだこの違いは。

前々から思ってたことなんですが、ハワイで働いている日本人は何か勘違いしている方が多いような気がします。日本で職にあぶれてしまって、海外出たらなんとかなるんじゃねーか、みたいな感じでダラダラ居座っているやつばっか。そのくせ「おれはこっちで生計立ててるんだ。ワイキキでショッピングしてるやつらとは違う」のようにプライドだけは高い。日本人観光客に対して無愛想にしたり、意地悪したり、これだから日本人はよぉ、みたいな態度とったり。そういう輩に限って日本人同士でつるんでばっかりで、大して英語が話せなかったりするので目も当てられない。それでも現地人と絡む時だけ妙にテンション高い。

と、しばらくハワイ在住ダメ日本人について考察していると呼び鈴が。バスローブとヒゲソリが届きました。っておい、これ、ヒゲソリじゃなくてソーイングキットだよ。

【挨拶】

ホテル内を歩くとたくさん従業員とすれ違いますね。彼らが全員、死んだ魚みたいな目をしているんですよ。もちろん挨拶などは一切なし。

【営業活動】
ある朝、留守電にメッセージ。「お部屋に粗品チケット置いてあるはずですが、まだ取りに来てませんね。今日はェオフィスゥ空いてるんで来て下さい。ピー。午前6時」粗品とか超いらない。朝の6時に電話をかけるだなんて非常識極まりない。

同じ電話が、3時間後にまたかかってきました。あまりにしつこいので顔を出すと、美的センスを疑う布バッグと特製キーホルダーを手渡されました。超いらない。

続けてタイムシェアの営業活動が澱みなく始まります。60平米の別荘所有権(54分の1)が600万円です。この権利を買うと、1年間で1週間だけ泊まることができるのですが、その日程を確約はしてもらえず、先着順です。別途宿泊税と、年間維持費10万円を要します。これ、買う人いるのでしょうか。

【嘘をつく】
レストランはコンシェルジュに予約してもらうことが多いです。ロイズの予約をしてもらった白人おばちゃんは文句なし。別の日の、日本語話すおっさんがマジ最低。開口一番「今日はクリスマス・イブなので、どこも予約とれません」。そりゃないだろう、イブを特別視するなんて若い日本人カップルだけ。仕事をするのが面倒なだけ、な目をしていました。

【プール】
プールでバスタオル借りようとしたら、従業員が「部屋番号と名前言え。絶対返しに来い」と、まるで私たちを泥棒のように扱います。プールサイドに行くと愕然。お盆のとしまえん状態。隣のベッドとの間隔わずか3センチ。客室数に対してプールの広さが全く足りていないんでしょうね。

【その他】
  • ある日部屋に戻るとバスマットがありませんでした。普段であれば単なるミスだろうと、大らかな気持ちで接するのですが、こう酷いことが続くと、これがヒルトンの実力だと思ってしまいます。 
  • ある朝5時、非常ベルが全館に鳴り響き飛び起きると「誤報です!!」との大音量アナウンス。30分後、再び非常ベルが鳴り響き「誤報です!!」
  • 部屋のセーフティボックスが上手く使えず注意書きを良く読むと、「使用料、1日3.5ドル」

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「ハワイ」シリーズ目次

要点の絞られた密度の高い本。3泊5日でオアフに絞って観光する方に最適です。何より安い。パンケーキについては日本未上陸品に限定して特集しているので、最先端の先端を走ることができます。

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ハワイ vol.3


ホテルのプールでお腹を減らしてから「パンダキッチン」という飲茶屋へ。

ハワイでの中華料理なのでそれほど期待していなかったのですが、香港にもありそうな本格的な飲茶でした。ワゴンでガラガラ来て好きなのを選ぶスタイル。ついつい取り過ぎてしまいます。大根餅が秀逸。もっと日本でも大根餅が普及すればいいのに。
アラモアナショッピングセンターでショッピング。数年前から大きな変化がありました。どうやらノードストロームが別館として入居するらしく、いよいよ本土のショッピングモールのようです。ちょうどクリスマスセール期間中だったので、割の良い買い物を楽しむことができました。

■デュークスカヌークラブ
https://tabelog.com/hawaii/A6001/A600101/60000004/
ディナーはデュークスカヌークラブ。ここ、アウトリガー1階のビーチサイドとロケーションは抜群の割にそんなに高くないのです。新鮮なサラダバーが無料でついてくるのも嬉しい。目の前に広がる海、白い砂、生バンドが奏でるクリスマスソング。カラフルだけが取り柄の原色ギャル系カクテル。非日常。ああ、明日はいよいよ機上の人か。半袖生活ともお別れか。

■IHOP Waikiki
https://tabelog.com/hawaii/A6001/A600101/60000261/
翌朝は日本で話題のエッグスン・シングスへ。パンケーキに尋常じゃない程の生クリームを載せて有名になったのですが、なんと、クリスマス休暇のためクローズド。最後の最後に残念です。

仕方なく(失礼)アイホップという、アメリカならどこにでもあるチェーンのパンケーキ屋でパンケーキとオムレツを。敗戦処理投手の気持ちが少しだけわかりました。

ともあれ、私はやはりハワイが好きだと再確認。また近々来るぞー。


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ハワイ vol.2


早起きしてレンタカー。天気が良いのでオープンカー。これが正解。期待以上に気持ち良かったです。これまで海外で車を借りる際は、移動手段としか考えてなかったので、一番安いとか一番人数乗れるとかが判断基準の全てでした。しかし今回より考えを改めます。やはり高級車は高級車たる理由がある。加速・曲がる・止まるなど、本来車に求められる作動がいちいち気持ちいい。高速に乗っても安定感抜群。ドアは分厚くてちょっとした銃撃にも耐えることができそうです。
途中、ドールの農場でパインのソフトクリーム食べ、ハレイワでカキ氷食べ、エビの養殖場の近くの売店でエビ食べ、タコベルを食べる。食べてばっかである。

海岸線をドライブしつつ、気が向けばそこらへんのビーチで泳いで昼寝。いいなあこういう生活。この風と海があればもう十分。いつか住みたい。
クリスマス休暇だからでしょうか、この時期のハワイは本土のアメリカ人ばかりです。日本人は一番忙しい時期だからか、ほとんど見かけることはありませんでした。いつもと雰囲気が違うハワイで新鮮。

コストコに行ったらピスタチオ1.8キロがわずか6ドルで販売されており、アメリカの国力を見せ付けられました。そりゃ戦争に負けるわけだ。

■Million Restaurant
https://tabelog.com/hawaii/A6001/A600108/60000711/
日も暮れ車を返して晩御飯。今夜は焼肉にしましょう。ガイドブックで評判の店の前でタクシーを降りると、「あんた、そこじゃなくて、もうちょい行った所のミリオンって店のほうがいいぞ」とドライバー。

ほんとかよと思ってそこを覗くと超行列。しかも全員韓国人。なんじゃこりゃ、期待大じゃないですか。

味は中くらいでしたが、ボリュームが甚大でした。ユッケが確実に300グラムはある。タマゴはウズラじゃなくて鶏卵です。気絶するほど飲み食いして1人あたり40ドル。 こんな店が東京にあると2時間待ちは堅いな、と勝手に妄想。ごちそうさまでした。


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ハワイ vol.1


私はどうも日本のクリスマスのシステムに納得がいきません。何故うまくもないレストランが何万円にも跳ね上がるのか。何故ヘンに高くなったのシティホテルに泊まるのか。挙げればキリがありません。というわけで、ハワイです。

ハワイ着。ハワイへは大体どの便も明け方に到着するので毎回朝日が幻想的。降りた瞬間すぐに感じる熱気と香り、だらしなさ。あー、ハワイだ。この瞬間が一番テンションあがるのです。機嫌が悪い人はハワイに来ればいい。カラカウアに飛び出しても、朝が早いのでお店は全てクローズド。しかし全くノープロブレム。私はハワイにいるというだけで満足なのです。

ワイキキビーチを散歩していると、あっという間に空腹に。よーしせっかくアメリカ来たからタコベルだ。10時開店と記載されていたので10時ちょっとすぎに行くと案の定、準備中。「あと5分」というアメリカ人に気をつけろ、それは大体30分だ。

あっという間に日が傾いたのでディナーは鉄板焼@田中オブ東京。ネーミングセンスの無さからなんとなく敬遠されがちですが、私は結構好きでハワイに来るたびお邪魔しています。包丁を投げたり火柱を立てたりのパフォーマンスがわかりやすくて良い。外人大喜び。おなかいっぱい食べて1人50ドル程度。東京なら1.5万円。ホテルに戻って時差ボケも手伝い2秒で眠りに落ちました。

翌日は連れの友人のお友達に合流。車でホテルまで迎えにきてくれて、やあやあ出迎えご苦労ナイストゥミーチュー。カリフォルニアピザキッチンでランチして、シナボンで買い食い。こいつらまだ食うのかよと引かれました。アメリカ人に勝利した瞬間である。母校や昔のたまり場を巡ったりし、皆さん本当に嬉しそうでした。

■ロイズ/ハワイ・カイ
https://tabelog.com/hawaii/A6002/A600211/60000607/
夕食は「ロイズ」。このレストランは結構評判なのですが、ワイキキから東へ40分と遠いのが難点。

コンシェルジュに予約をお願いすると、「え、あそこまで行かなくてもワイキキにありますよ」と案内されるのですが、ワイキキは嫌なんです、と素直な気持ちを述べる。すると「なるほど(ニヤリ)。うふふ。私もそう思います。じゃ、予約しておきます」という、お、こいつわかってるじゃんみたいな感じでした。やはり現地の人からすると、ワイキキは良くも悪くも特殊な街のようです。

タクシーつかまえて行き先を告げると、「え、あそこまで行かなくてもワイキキにありますよ」「なるほど(ニヤリ)。うふふ。私もそう思います」と既視感。

到着してカードで払おうとすると途端にゴネ出す運転手。「うあー、カードっすか、まいったな。いや、実は自分今日、ほんとは非番なんすよ。だから現金で…」あなたが非番であることと、私がカードで支払うことに何の関係性があるのだ。「じゃ、現金とカード、半分づつでどうでしょう?」なんて斬新な提案。まあ、手数料の関係とか、今日まさに現金が必要とか、ドライバーの事情もわからなくはないですが、それならそうと、「カードOK」のサインなんて出さなきゃいいのに。

タクシーを降りるとスタッフ皆さん笑顔でお出迎え。超満員で、人気のほどが伺えます。驚いたのは日本人がひとりも居なかったこと。ハワイでこんなにアメリカ人に囲まれることは中々無い。
2階のテーブルへ案内されると全面ガラス貼りで景色が素敵。ビーチに沈む夕日を片手に食前酒。オープンキッチンから聞こえてくる喧騒や食器のカチャカチャが程よいBGM。いいねぇ。これがほんとの幸せだ。

食事にはアヒポキ、バターフィッシュのソテー、ラムのグリルを頂きました。アヒポキってのはアヒ=マグロ、ポキ=細かくということで、マグロのヅケに海草を和えたハワイ風。ゴマ油が香ばしい。バターフィッシュという単語を知らなくて、どのような魚なのかを確認すると「バターフィッシュとはバターフィッシュです」という回答。4種類のソースが絶品。彩りも素敵。こういう食べ方も良いですね。メインはラムに舌鼓。

今日も良い1日だったと幸せに包まれながらタクシーでワイキキへ。しかしながら、下車時にドライバーが「カードは嫌だ」とゴネ始める。このようなことが続くとまるで私が異端児のような気持ちになってしまいます。ハワイのタクシーではカードが一般的じゃないのかなあ。


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ボジョレと共に粉からパスタ


新酒の季節だったので、友人と共に自らの手で粉からパスタを作って食べる会を開催。

ところで、ボジョレヌーボーって毎年毎年「今年は豊作」「近年稀に見る上出来の」「天候に恵まれた」みたいに紹介されてるのが違和感。お前らはどこまで美味しくなり続けるのだ。川上巨人を彷彿とさせるような連戦連勝っぷりです。たまには「今年は飲めたもんじゃない」「サブプライム・ヌーボー」「温暖化の影響がここにも」「気の抜けたファンタ・グレープ」のように、ネガティブな表現が飛び交うヴィンテージがあったほうが逆に説得力が増すような気がします。

168cmモデル担当が「あたしケーキ焼いてきました☆」素敵。彼女をみんなでベタ褒めしてたらセクシー担当が言い出しにくそうに「あたし、プリン、買ってきたんだけど…」よーし君は今日からミスOEMだ。

計量から始まるのですが、スケールのバネが壊れてしまっており、初期値マイナス1kgからどうにも動かない。「えっと、今マイナス300gで、あと500g足したらプラス200gだから…」と、SPIのように難解なスタートでした。

私:「先生、スパチュラ取って」
先生:「…」(←固まって動けない)
OEM:「先生、スパチュラってのはそこにある白いゴムベラのことよ」

先生はまたひとつ賢くなりました。前回はサラダスピナーの使い方がわからず、レタスを入れてから水をなみなみ注ぎ、一生懸命ハンドルを回しながら「これ重いっすね。これで洗うの余計大変じゃないすか?」でした。

生地を冷蔵庫に寝かしてる間に前菜で乾杯。やはりエビとホタテが旨い。大きければ大きいほど美味しいです。思いつきで作ったお米のサラダが意外性抜群に好きな味。ムール貝とエリンギのワイン蒸しは鉄板。タレがうまい。しかしながら肝心のボジョレはやはりまずかった。

途中、セクシー担当が「コストコってなに?」の爆弾発言。あなたそれでもOL?先生がここぞとばかりに攻め立てたのち、「IKEAって食器屋だよね?」。
生地をマシンに投入。うにゅうにゅと麺を成型。成人男性の身長超えのパスタ完成。
ささっと茹でて食す。ううむ、少しコシが足りない。やはり一晩寝かせるべきなのか。

腹くちくなった後はひたすらに飲む。先生が「パイナップルはトウモロコシのように、長い茎の上に実る」と知ったような口をきくと、それがガセだとバレてしまい袋叩き。「だいたい先生の話、長いわりにつまんないし」と、モデル担当に追い討ちをかけられ、「そのTシャツ、だっさー」と、OEMにとどめをさされていました。 

続いてOEMが「サンタクロース協会公認のサンタがひとりだけ日本にいて、入浴剤のソムリエでもある。彼の名はパラダイス山元」と発言。ああ、ついにこいつは飲みすぎて気でも違って頭がパラダイス、誰かイエローピーポー呼んでやってくれ。

しかしながらこれは本当の話でした。なんだよ公認って。サンタってそういう仕組みなの?

ところでソムリエと言えば、モデル担当は野菜ソムリエ認定試験間近。しかしながら「野菜のケーキ?別に興味なーい。野菜なんかで無理に甘さ求めなくてもいいし~」と達観したお考えでした。やはりプロは違う。その彼女の焼いてきたケーキが絶品なのが心憎い。もちろんミスOEMの外注先も優秀で、私が選んだ焼き芋プリンがちょう濃厚。焼き芋より焼き芋っぽかったです。



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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

北海道 vol.3


小樽着。レトロで素敵な街並み。
目に付いた海鮮丼屋さんで2色丼。2色ではありますが、ウニの勢力が弱すぎなのがとりわけ残念でした。
土産物屋兼魚屋の軒先で300人ほどの行列。ホタテ網焼き即売会@100円。ひとりで2枚も頂きました。こんな安くてだいじょぶかいな。
六花亭とかルタオで買い食い。美味しいですね。また、皆さんご承知のとおり私は白い恋人に目が無くて、お土産で頂いたらひとりで1箱いけるクチなんですが、賞味期限問題でミートホープの道連れとなっており販売停止の憂き目に。

あんなお菓子の賞味期限なんて有って無いようなものなのだから、いちいちそんなことで騒ぐなと世の中に申し上げたい。円が乱高下してることとか、巨人が毎年パっとしないこととか、もっと問題にすべきことがあるでしょう。

■あんぽん
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1000084/
札幌に戻り夕食。「居酒屋 あんぽん」すすきのロビンソン裏の雑居ビルの3Fです。入るのに少し勇気がいる店構え。今年で創業30年。80~90歳の上品なおばあさんが取り仕切ってる炉端焼きのお店です。目玉は厚岸の牡蠣。
牡蠣は広島が有名ですが、厚岸の牡蠣も凄いです。カキフライに使う牡蠣の5倍以上の大きさで、ややもするとグロテスク。これにレモンをちょっと絞り、一口でじゅるり。これぞ牡蠣。

焼牡蠣も肉汁(?)のアツアツ具合が最高。ヤケドに気をつけて。一個700円。そこらの寿司屋でうまくもまずくもないカキが1,000円近くすることを考えると、当店はとってもリーズナブル。

■らーめんてつや
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010104/1000061/
札幌ラーメンの王道。老舗の有名店。定番のしょうゆ味を頂く。美味しいのですが、飛び切りというわけではありません。案内を見ると、高円寺にも店を出してる模様。東京では特に有名扱いされていないので、やはり東京のラーメンはレベルが高いのだなぁと感心。

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「北海道」シリーズ目次

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北海道 vol.2


本日は札幌駅発日帰りバスツアーに参加。目的地は積丹半島・小樽。後ろの席のおっさん3人組が朝から缶ビールで酔っ払いでつらたん。彼らと共に、積丹半島の先を目指してドライブです。
北海道って海がとても綺麗なんですね。沖縄の海みたいに真っ青なブルーレット色でした。 

昼食は旅館で。メインはおなじみ太く短いローソクような燃料で下から炙る小さな鍋。隣席の他人のおばはんが「イクラもっと食べたいわ~。食べたいな~」とつぶやきながら私のイクラをじっと見つめてくるのにすごく困りました。

「最近の若者はナンタラカンタラ。昔はこうだったのに」という嘆き節を年寄りからよく聞きますが、マナーが悪い人間は50を過ぎた年配者に集中しているような気がします。電車の中で大声で話したり、色々とあつかましい行動をとったり、集団行動の中で自分勝手し始めたりするのは大体50過ぎ。

そもそも昔は良かったのに今はダメってことは、あなたたちが世の中を悪くした証拠だと思うのだけれども。ただ、泣く子も黙るほど素晴らしい人格者も50を過ぎた年配に多いと思います。年月というものは静かに、そして確実に人間性を二極化させる。 
閑話休題。バスを降りて徒歩で岬の先っぽへ。超絶景。万里の長城を切り取って周りに海を広げたかのようです(万里の長城って文学的で素敵な響きですよね。英語だとGreat Wall of ChinaとかChinese Wallでつまらない)。間違いなくこのツアーの目玉な瞬間なのに、後ろのおっさんたちはバスの中で寝ていますし。あきれた。

お次は余市という街のニッカウイスキー工場へ。予想通りというか、絵に描いたように後ろのおっさんたちが張り切っていました。

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北海道 vol.1


4時30分起床で札幌へ。街の中央にある公園の屋台でトウモロコシを買い食い。目ざとい鳩たちが200羽ほど集まりフェス状態。わざとらしくボロボロこぼすと更にワラワラ寄ってきて、滞在時間1時間にして札幌イチの人気者です。

札幌時計台は日本3大ガッカリだ、と良く言われますが、ガッカリどころか人力で破壊できそうな強度でした。時計台というよりも、百葉箱が大きくなっただけという印象。

■ピカンティ
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010201/1000060/
ランチはスープカレーの名店、「Picanti」へ。閉口したのはメニューのわかりづらさ。「まずは味をお選び下さい。味の説明は、別紙の写真に書いてあります」と、メニューにリンクを貼るデザインセンス。

味は格別。ボリュームも満点。これまでスープカレーといえばココイチでしか食べたことがなく、普通のカレーをお湯で伸ばしただけじゃねーかと重要視していなかったのですが、期待を良い方向に裏切って下さいました。

北大を探検。超広い。しかし名所ここにあらず。観光で来る場所ではありませんでした。
気を取り直して藻岩山(もいわやま)の展望台へ。ロープウェイで登るのですが、どう見ても全員がアルバイトで非常に心もとない。夜景はGood。満月OK。

■炙屋 すすきの本店
街に戻って居酒屋へ。チェーン店だからか、特長の無い普通の居酒屋でした。「北海道は居酒屋でも回転寿司でも魚がうまい」という話を聞いていたのに残念です。

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長崎、佐賀、福岡、山口 vol.09


■なの川
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40004307/
再度友人と合流し、西鉄平尾駅近くの「なの川」というモツ鍋屋へ。モツが新鮮。脂プルップルのトロットロでこってりコラーゲン祭ながら臭みが全く無い。

スポーツ選手のサインがたくさん貼られていました。池山のサインなんて5枚近くありました。有名人は食事行くたびにサインしないといけないのか大変だなあ。うまい店ならまぁサインしてもいいかなって思うけれど、まずかった店とか、おいしいけど人に勧めるほどでもない店とかでサイン求められたら困るだろうなあ、なんだか自分がこの店をオススメしてるみたいで。

「へー、あいつ、テレビで気取ったこと言ってるクセに、こんな店で喜んでんだ、大したことねぇなぁ」のように、心無い人間にインターネットで叩かれてしまうでしょうから、できればそういう店にはサインをしたくないだろうに。

かといってにべもなくサインを断ったりすると、「何あいつ調子乗ってんだ、サインぐらいしてやれっつの」とこれまた心無い人間にインターネットで叩かれてしまうでしょうから、有名になればなったで一般人が味わうこともない様々な葛藤があるのだろうなぁとシミジミしてしまいました。そういう意味で、池山選手は大変な人格者であると思います。

翌日は朝イチで太宰府天満宮にお参り。梅が枝餅を食す。

■水たき 長野
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40000010/
水炊きの有名店「長野」へ。昔、おかんに「夜は水炊きよ」と宣告されよくガッカリしたことを記憶しているぐらい、どちらかというとテンションがそれほど上がらない鍋なのですが、当店のそれは段違いのレベルです。カルチャーショックをうけました。
最後のおじやこそ最高の味覚。別料金ですがケチってはいけません。

というわけで九州の上半分シリーズはこれにておしまい。今度は下半分を旅します。

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「長崎、佐賀、福岡、山口」シリーズ目次

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長崎、佐賀、福岡、山口 vol.08

さてさて今回の旅行のメイン、呼子です。

ホテル近くのレンタカー屋で車をレント・ア・カー。むかし居酒屋で英語禁止ゲーム1単語につき1,000円の罰金大会をして、レンタカーと言ってしまい、いやこれは和製英語だからセーフと言い訳したものの、「レント・ア・カーだから3,000円ですよ、ふふん、早く払え」と、友人に小バカにされたのを未だに根に持っています。自宅からETCカードを持ってきたのですが、肝心の高速にETCゲートがありませんでした。
途中の唐津という街に寄り道し、唐津城へ。エレベーターがナナメ45度に昇降するラスベガスのルクソール方式で謎の高技術。
呼子着。車を置いて散歩。イカが干されマクリマクリスティ。朝市をひやかした後、活気のあるイカ料理屋へ。活イカ定食とウニの木箱をオーダー。
う、うまい。涙が出る。しかしながら長崎と博多で食べたそれと大きな違いがあるかというと、そうでもありません。そりゃそうだ、どっちの店も「呼子より直送」って自慢してんだもん。


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