首里の丘に位置する「ノボテル沖縄那覇(Novotel Okinawa Naha)」。もともとは「沖縄都ホテル」という1973年に開業した由緒あるホテルなのですが、2018年8月に全面改装を経て、フランスのホテルチェーン「アコー(Accor)」傘下のノボテルブランドとしてリニューアルオープンしました。
「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城(DoubleTree by Hilton Hotel Naha Shuri Castle)」のすぐ近くであり、価格帯も似たようなものです。私はラウンジアクセス付きのプランで予約したので、ロビーではなくラウンジでのチェックインでした。
用意された用紙にサインだけして秒でチェックイン完了。お部屋への案内は無くセルフで荷物を運ぶ必要があるのですが、まあ、1泊1万円台のホテルなので、そんなもんでしょう。部屋の広さは20平米強といったところでしょうか。古いながらも何とかリフォームしているといった印象です。
冷蔵庫は空っぽで、無料のコーヒーが用意されている程度です。ミネラルウォーターは無く、エレベータ近くにあるウォーターサーバーに汲みに行く仕組み。リゾートホテルと主張しているものの、その実質はビジネスホテル程度です。
クローゼットは大きくありませんが、出張族が何日も泊まる雰囲気のホテルではないので、この程度で充分でしょう。
バス・トイレ・洗面所はひと部屋にまとめられており、一人暮らしの大学生の家のようです。なぜかバスルームを隔てる壁がガラス張りとなっているので、複数人での滞在は難しいかもしれません。
フィットネスセンターは取り合えず作りましたといった程度であり、300室を超えるホテルとしてはお粗末です。とは言え欧米人ゲストの少ないホテルなので、これで充分と言えば充分なのかもしれません。
食事はカクテルタイムらしくちょっとつまむといった程度であり、夕食の代替としては厳しいでしょう。それほど美味しいわけでもないので、過度にがっつくゲストも居ませんでした。
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クローゼットは大きくありませんが、出張族が何日も泊まる雰囲気のホテルではないので、この程度で充分でしょう。
バス・トイレ・洗面所はひと部屋にまとめられており、一人暮らしの大学生の家のようです。なぜかバスルームを隔てる壁がガラス張りとなっているので、複数人での滞在は難しいかもしれません。
フィットネスセンターは取り合えず作りましたといった程度であり、300室を超えるホテルとしてはお粗末です。とは言え欧米人ゲストの少ないホテルなので、これで充分と言えば充分なのかもしれません。
「那覇市内唯一のインフィニティプール」と鼻息が荒いのですが、小さくて丸いプールに小さくて縦長のプールがある程度であり、水泳ガチ勢にとっては使い物になりません。そもそも子連れ客が多く、プールは彼(女)らに占拠されています。
ロビーには「グルメバー」なるカフェ(?)の用意があり、ウェルカムドリンクを頂けました。常に空いており、また、席間にもゆとりがあるので、ゆったりと過ごすことができます。ハンモックもあります。
ラウンジでのカクテルタイムは17-20時と長く、また13歳未満は18:30以降入場が認められないため、客層が安定しています。360度見渡せるパノラマビューが圧巻で、那覇市街の景色を眺めながら優雅な時間を過ごすことができます。ちなみに昔はレストランとして営業しており、グルグル回転もしていたそうです。
アルコールのラインナップは一般的なホテルと同程度。珍しくもサンゴゴーヒーの泡盛リキュール(?)が置いてあったので、そればかり飲みました。食事はカクテルタイムらしくちょっとつまむといった程度であり、夕食の代替としては厳しいでしょう。それほど美味しいわけでもないので、過度にがっつくゲストも居ませんでした。
ちなみにロビーフロアにはファミリーマートが入居しており、ホテルの間借りとは思えないほど品揃えが充実しています。首里は飲食店が少なく営業時間も短いため、妙に繁盛していました。
朝食は2階に位置する「フードエクスチェンジ アヴァンセ(FOOD EXCHANGE AVANCER)」へ。ラウンジでの朝食は無く、一律で当会場での対応です。店内はこれぞカオスといった雰囲気で、子供たちが奇声を上げながら走り回っています。食べ物を床にこぼすは皿は割るわでもう大変。たまにいる若者もLUUPに乗っていそうな連中ばかり。控えめに言って地獄でした。
最後は文句ばかり述べてしまいましたが、これだけ充実して1泊1万円台なのだから、捉えようによっては悪くないホテルです。もし貴方が他を圧倒できる自信があるのであれば実にお値打ちなホテルと言えるでしょう。騒いだもの勝ち大人しく過ごしたもの負けの世界線。週末のイオンに泊まるような感覚。コストパフォーマンスという名のディストピアへようこそ。
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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。
- 沖縄の、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した
- まーちぬ家/美栄橋 ←沖縄料理の決定版。
- 魚じょぉぐぅ(いゆじょぉぐぅ)/西町 ←沖縄の魚をたっぷり食べるならコチラ。
- 串六×九(くしろっく)/栄町 ←クソデカサイズの伊達鶏で腹いっぱい。
- Nubia(ヌビア)/牧志(那覇) ←那覇のイタリアンでは頭ひとつ抜けている。
- ラルフズ バーガーレストラン(Ralph's Burger Restaurant)/コザ(沖縄市) ←わが心のハンバーガー・ベスト5に入ります。
- LITOR(リッター)/久茂地 ←フランス料理みたいなハンバーガー。
- ゴカルナ(Gokarna)/楚辺 ←沖縄の隠れた名物「スパイスカレー」の爆心地。
- 金壺食堂(きんつぼしょくどう)/牧志 ←チマキの概念が変わる店。50個も爆買いして自宅の冷凍庫で保存する達人もいるそう。
- 鉄板焼 朝日(あさひ)/名護 ←北部で牛肉を食べるならコチラへ。
- 島豚七輪焼 満味(まんみ)/名護 ←北部で豚肉を食べるならコチラへ。
- Maison de Fujii(メゾン ド フジイ)/松山 ←このクオリティで1万円を切るだなんて。
- 中國菜Yoshi/前島 ←クセつよ系絶品中華。
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- 日本料理 行雲(こううん)/首里 ←こちらも素晴らしい日本料理。
- GLOUTON SHURI(グルートン シュリ)/首里 ←沖縄ベストフレンチの先頭集団。
- 6 (six、シス) /古宇利島 ←世界でもトップクラスに眺望が素晴らしいフランス料理店。味も抜群。