ルフージュ（Refuge）／銀座

コリドー街と外堀通りの間の路地にあるフレンチバル「ルフージュ（Refuge）」。店名（隠れ家）の通り、こんな通りに本当にあるのか？と心配になる立地、「銀座しまだ」のすぐ近く。食べログでは百名店に選出されています。
入ってすぐはテーブル席、奥のキッチンを取り囲んでカウンター席という構成。我々は週末の20時過ぎに予約ナシで訪れましたが、ぎりぎりカウンターに滑り込めたという印象。きちんと予約して訪れたほうが良さそうです。
酒が安く、スパークリングワインを並々注いでもらって千円。シャンパーニュでも1,500円。デキャンタもあれば世界各国の手頃なボトルワインも用意されており、左党の味方なお店です。
お通しにスパニッシュオムレツ。ほんの一口サイズであり、味が良いだけにもっと量を食べたかった。ちなみに当店は「フレンチバル」を標榜しており、フランス料理が中心ではありますがパスタやカルパッチョなど欧米系の料理が自由に揃うといった印象です。
前菜3種盛り合わせ。この日はキャロットラペに炙り豚トロベーコンとポテトサラダ、サーモン（マスかも？）です。キャロットラペがちょっと変わっていて、太めにカットされておりシャクシャクとした歯ざわりが楽しい。あっさりとした調味の珍しいスタイルでした。
ホタテ・春菊・はっさくサラダ。軽やかな味わいのホタテに爽やかな風味を湛えるはっさくが良く合う。春菊の苦みは控えめであり、ムシャムシャモリモリと抵抗なく食べ進めることができます。
名物の「メリメロ焼き」。種々の野菜に鶏モツと牛モツをぶち込んで炒めるという豪快なひと品です。モツはキレイな味わいでクセがなく、その一方でコクは強く感じられるので、たっぷりのお野菜と共に味わいにちょうど良し。札幌「meli melo （メリメロ）」での悪夢を少しだけ忘れることができました。少しだけね。
〆に牛もつ焼きリゾット。なのですが、西洋風チャーハンよろしくフライパンでジャンジャン炒めていたので、これはリゾットとうよりもピラフですね。先の「メリメロ焼き」のインパクトが強かっただけに、あまり印象に残りませんでした。
以上を食べ、グラスの泡にふたりでボトルを1本飲んで、お会計はひとりあたり6千円弱。おおー、これは尊い費用対効果。今回は軽めに飲み食いしましたが、次回はグループで訪れオンリストされた料理を片っ端から食べまくりたいところ。飲み放題付きのプランもやっているので、会社のちょっと美味しい飲み会にも良いかもしれません。「ルフージュ」と名の付く飲食店にはハズレは無いことを確信した夜でした。

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