晩鶏(バンチョウ)/西麻布

西麻布の焼鳥屋「晩鶏(バンチョウ)」。乃木坂駅や六本木駅からは徒歩10分程。食べログ百名店に選出されています。
19時に訪れたのですが店内は満席。その後、21時を過ぎても予約客が入ってきたりと大人気。カウンター席が中心ですが、テーブル席や半個室席もいくつかあり、使い勝手が良いです。
白ワインで乾杯。飲み物はボトルワインを除いて値段が記載されておらず居心地が悪いのですが、お会計の伝票ではいずれも千円程度で課金されていました。西麻布のシックな焼鳥屋でこの価格設定は悪くありません。
お通しは鶏皮に卵焼きだったけなあ。トマトやハーブを含めてサッパリとした味覚です。
レバーパテが旨い。肝臓の濃密な味覚はもちろんのこと、バゲットにガーリックバターを沁み込ませているのか食欲をそそる風味であり美味しかった。
さび焼き。表面を軽くは炙るものの内部はレア。しっとりとした舌触りにワサビの風味が鼻腔をくすぐります。
レバーも柔らからな火入れ。臭みは無くネットリと官能的な味わい。赤ワインも注文しておけば良かったかな。
うずらの卵もやはり半生。店主はいずれの食材も生派なのかもしれません。ちなみに私もそうです。気が合います。
だんご。いわゆるつくねですが、これは美味しいですねえ。粗目に挽いた鶏肉にナンコツの食感が響く。強めの塩気も魅力的。ちなみに3ミリオンを記録した「だんご3兄弟」の歌い手である速水けんたろうはその昔、大阪のプールの監視員のバイトをしていたそうです。どうでもいいですかそうですか。
茶碗蒸しは悪くは無いのですが、ペットボトルから器に液をダバダバ注いでから蒸しており、ちょっとその作業工程は客の見えないところでやって欲しい。食欲が失せます。
シイタケはシンプルな調理。じんわりと旨味が広がるしみじみ系です。
もも肉は中々に大ぶり。これまでと一転して思いきりの良い火入れであり、ムシャムシャと肉食ってる感に溢れます。
オクラ。先のシイタケもそうですが、あまり野菜串は記憶に残らなかったかもしれません。
ラストは手羽先。モモと同様にバリっとした炙りであり、ちょこっと焦げた皮目の部分が特に美味しい。ちょこっとLOVEです。
〆の食事が旨い。いわゆるそぼろ丼なのですが、先のだんごをバラして煮込んだような仕様であり、やはりナンコツの食感がその存在を主張しています。

のんびりと過ごしそこそこ飲んでお会計はひとりあたり1万円弱。おー、これは悪くない支払金額です。場所柄ギラついたゲストが多いのはご愛敬ですが、玄関はいってすぐ右手のテーブル席などは落ち着いた空間なのでそこを指定すると良いかもしれません。いずれにせよ西麻布で焼鳥であればまず間違いのないお店でしょう。

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それほど焼鳥に詳しいつもりは無いのですが、私のコメントが掲載されています。食べログ3.5以上の選び抜かれた名店を選抜し、お店の料理人の考えを含めて上手に整理された一冊。