MASA'S KITCHEN(マサズキッチン)/恵比寿

恵比寿の人気中華「MASA'S KITCHEN(マサズキッチン)」。食べログでは3.98と高得点を記録し(2020年3月)、ミシュラン1ツ星、客単価は1.5万円という高級店。なのですが、ランチタイムは予約ナシの千円台で楽しむことができます。
L字のカウンター席に通されました。名古屋店と非常に似た内装(というか恵比寿が先だけれど)であり、厨房と客席がシームレスに繋がり臨場感抜群。鯰江真仁シェフは岐阜の老舗「賓宴楼」出身。東京の神泉では「文琳」の料理長を務め、2018年に独立を果たしました。
担々麺セット1,500円を注文。前菜が2品付くとの案内でしたが、前菜というよりもほんの2口だけであり、前菜にも色々あるのだ。
小籠包はイマイチ。皮は薄いだけのビリビリガールズであり、肉もボソボソとした食感でエキスが抜け切っています。この前の夏に台湾一周旅行において小籠包を食べまくって来た身としては違和感しか感じませんでした。
主題の担々麺。なのですが、妙に酸味が強くイメージしていたものと大幅に異なりました。もちろん私は担々麺マイスターではないので偉そうなことは言えないのですが、あまり好きではないタイプです。
麺は細麺。素麺のようなヤワヤワな食感でありあまり美味しくありません。また、私が食事をしている最中にホールスタッフが割とあり得ないことを言ってきたので、サービスレベルは大変低いと言わざるを得ないでしょう。これじゃあ料理人が可哀想だ。
それでもミシュラン1ツ星高級中華のランチが1,500円で食べれることを考えれば悪くないディールかもしれません。従業員の姿勢を考えると接待などでの利用は厳しいですが、1,500円の中華ランチと割り切れば使い道はあるでしょう。昼食限定でどうぞ。


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それほど中華料理に詳しくありません。ある一定レベルを超えると味のレベルが頭打ちになって、差別化要因が高級食材ぐらいしか残らないような気がしているんです。そんな私が「おっ」と思った印象深いお店が下記の通り。
1,300円としてはものすごい情報量のムック。中国料理を系統ごとに分類し、たっぷりの写真をベースに詳しく解説。家庭向けのレシピも豊富で、理論と実戦がリーズナブルに得られる良本です。

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