ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンス/宜野湾(沖縄)

那覇空港から車で30分ほどにあるサービスアパートメント風のホテル。軍関係かアメリカ人のゲストが多く、いわゆる沖縄のリゾートホテルとは客層を異にする宿泊施設です。
我々は「エグゼクティブスイート」に宿泊。64平米とかなり広い。リビングルームにはソファのデイベッドまで用意されており、まさにダラけるための部屋です。
テレビがどことなく古臭くサイズも小さい。私はテレビを見ないので気になりませんでしたが、生活の一部となっている人にとっては減点ポイントかもしれません。ライティングデスクはありませんがダイニングテーブルがそこそこ大きいので問題なし。ただしwifiが遅いのが玉に瑕。仕事での長期滞在は厳しい。
ベッドルームには大きなベッドがふたつ。クローゼットやセーフティーボックスもこの部屋にありました。
キッチンならびにダイニングルーム。電子レンジや冷蔵庫、IHヒーターなどが用意されており、簡単な調理には耐えられます。デフォルトでは置かれていないのですが、言えば調理器具や食器なども貸し出してくれます。
ちなみに夕食は近所のスーパーで刺身と総菜を買い込みナイスゴーしました。
風呂トイレ別なのが嬉しいですね。トイレには大きめの洗面所が用意されており、手を洗うためにイチイチ洗面所に移動する必要がないのがグッド。洗面所は広く余裕のある造りです。
お風呂からは東シナ海とマリーナを望むことができます。古い施設であるため、ところどころガタや汚れがついているのが残念。
テラスも広く気持ちよいのですが、真下に大きめの道路が走っているので割にうるさい。究極の居心地の良さを追求するのであれば、やはりプライベートビーチに面したリゾートホテル一択なのでしょう。
レストランのテラス席でビールを飲み、人心地つきます。沖縄のクラフトビールであり、かなりの本格派。
プールはガチで泳ぐというよりは水遊び程度。どちらかというと子供向けでしょう。
フィットネスルームは器具こそ少ないですが中々に広いスタジオがあり、ビリーズブートキャンプ向きの施設と言えるでしょう。
こちらは朝食会場。会場と言っても当館には飲食物を提供する空間がここしかなく、朝昼夜ランチバー全てを兼ねています。
朝食はビュッフェタイプ。沖縄の料理を中心にサラダやベーコンなど、一般的なホテルのラインナップです。卵料理だけオーダー後に調理着手してくれるのですが、オムレツがとても美味しかった。
広い割に値段はそれほど高くなく、余計な施設を排し機能性に特化したホテルでした。プライベートビーチなどときめく要素は何もないため、子供たちは退屈するかもしれません。便宜的に1泊だけするか、もしくは長期に滞在するかのどちらかでしょう。家族連れで2~3泊というのは少し違うような気がしました。


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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。

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