イベント集/ダイヤモンド・プリンセス(Diamond Princess)

■避難訓練
乗客全員に義務付けられる訓練。厳密に出欠が管理され、不参加だと色んな大人に怒られます。我々の避難集合場所はプリンセス・シアター。場つなぎにクルーズ・ディレクターが今回の乗客の国籍内訳などをご説明して下さったのですが、ゲストの9割が日本人で、その数なんと2,500人。


■セイル・アウェイ・パーティ
出港時はDJがイケイケな音楽を流し気分を盛り上げてくれます。たまたま友人が大さん橋に遊びに来ており、急いで連絡を取り合い、はからずも手を降ってお見送りして下さる運びとなりました。互いにリアル・ウォーリーをさがせ!なのですが、身長190超の彼がお子さんを肩車してくれたので、私はすぐに見つけることができました。
出港後はデッキにてダンスパーティ。巨大な船であり喫水が高く、ベイブリッジを通り抜ける際は1メートルを切るスレスレにまで迫り一同どよめき。


■リメンバー・ミー
ここのところ妙にSNSのタイムラインに皆の感想が流れているなあと気になっており、ちょうどプールデッキのスクリーンで上映するということだったので、開始5分前に到着。原題は『COCO』なんですね。
前イベントのズンバ・フィットネスが終わったばかりで座席などは用意されていなかったのですが、日陰でちょうど見やすい場所を確保するために、セルフで準備。すると周りの皆の考えも同じだったらしく、従業員の手を煩わせることなく会場の設営が完了。楽な客である。

映画は実に素晴らしく、和歌山県沖の海上でうっかり涙してしまいました。それにしても、ディズニー映画には毎回救いがたい悪役が登場しますね。今回の奴は、まさか人殺しに手を染めるだなんて絶許である。


■グレイテスト・ショーマン
夜は専用の枕と毛布が容易され極めて快適。とにかく音楽が良いですね。開始直後に一瞬で引き込まれる。ララランドの製作チームが関与しているとのことでしたが、ララランドよりも全然好き。
細かいことを言うと、色々なエピソードが詰め込み過ぎで、短編小説を無理矢理1本の映画に詰め込んだように見えてしまうのが気になりました。「100種類の素材を用いたサラダです!」のように、凄いのはわかるけど、あまりに構成要素が多すぎて、一番主張したいことは何だったのかが薄まる印象。もっと北島亭みたいにシンプルなのがいい。
いずれにせよ、評判に違わず素晴らしい映画でした。ちなみに心理学用語の『バーナム効果』は、主人公 P・T・バーナムの "we've got something for everyone"(誰にでも当てはまる要点というものがある)という言葉に因んで名付けられたのですよ。


■オリエント急行殺人事件
話題のリメイクものですが、歯が全部抜けるほどつまらなかったです。もちろん玄人筋から見れば評価すべき点が多々あるとは思うのですが、私は映画に関してはトーシロなので、「そんな犯人あるかい、ってかそんな結論でいいんかい」という印象しか持てませんでした。

上映後、近くにいた見ず知らずのオバチャンから「ねえ、どう思う?ダメだよね?」と感想を求められ「マジやべえっす」と回答しておきました。


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『ダイヤモンド・プリンセス』目次

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