スカイライン(SKYLINE)/プライド・オブ・アメリカ(Pride of America)

有料レストランを攻めていたので、4日目にしてようやくメインダイニング。
一般的なクルーズにおいては、メインダイニングで食べるのが当然であり、その時間とテーブルが定められている場合がほとんどです。そのためウェイター・ウェイトレスと親しくなり、好みなども覚えてもらえるので便利。
しかし当船は変わったルールであり、メインダイニングであっても予約が必要。割り当てられるテーブルはアドリブ。ただし相席になることは無いため、私のようにアスペっぽい人間には向いている仕組みかもしれません。
オニオングラタンスープ。これは0点。完全に煮詰まっており濃すぎで飲めたもんじゃありません。そのくせヌルい仕上がりであり、チーズも半固形状態。厨房は反省するように。
シーザーサラダ。アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のためのアメリカ料理はまず外すことはありません。日本のちょっとしたレストランで供されるそれと同レベルです。
サーモンのタルタル。やや塩気が強いものの、素材の味に忠実であり悪くなかったです。ソースは見掛け倒しで特に味はしなかった。
アメリカにおけるパスタなどの麺類はグズグズでグダグダのデロデロであることが殆どであり、満足できたためしはないのですが、このリングイネは完璧な茹で加減でした。

マッシュルームとロブスターのクリームソースにたっぷりのエビ。パルメザン・チーズもたっぷり組み込まれており、私が家で作るような、濃厚で直線的な味付け。最高に私好みです。アメリカでパスタを食べて初めて美味しいと思いました。ノルウェイジャン・クルーズ・ラインの奇跡。
クルーズ船での食事という意味で大満足です。スタッフも軽快で気が利く。内装は豪奢で客層も上々。皆の服装がカジュアルすぎる点は気になりますが、まあそれはハワイクルーズなのだから仕方ないとしましょう。

今夜の食事である仮説が浮かび上がりました。ノルウェイジャン・クルーズ・ラインは食事のレベルがかなり高いのではないか。検証するチャンスはあと2回。こんなに食事が楽しみはクルーズは珍しい。


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目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
当シリーズ執筆時点(2017年5月)においては一番イケてるハワイ本。雑誌STORYの編集者・ライター・モデル・スタイリストが総力を結集した情報量です。ローカルのマニアックな口コミも多数掲載されており、リピーターも充分満足できることでしょう。
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