バー&グリル「メルト」(ヒルトンニセコビレッジ)/ニセコ

コロナ禍で外国人客が消えてからは積極的にニセコに訪れるようにしています。2021年夏は「東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ」に滞在し、2022年春のスノーボードには「パーク ハイアット ニセコ HANAZONO」、2022年の避暑には「ヒルトンニセコビレッジ(Hilton Niseko Village)」を訪れました。今回はその朝食をご紹介。
グリーンシーズンの夏休みが明けた頃に訪れたのでビュッフェ会場であっても落ち着いています。また、海のリゾートに比べると山のリゾートは年齢層が高く、当館のグリーンシーズンはゴルフ客が主力でもあるため、500室を超える巨大リゾートの割に客層が安定していました。
ヒルトングループは身分制度がハッキリとしており、平会員と上級会員をエリアで明確に区分し、また後者には特別メニューも提供するというハッキリとした運用です。このあたりの姿勢はハイアットグループも見習って欲しいところです。
「パーク ハイアット ニセコ HANAZONO」のように地元感を押し出した料理はそれほど多くはないのですが、それでも料理のラインナップは多彩であり、老若男女楽しめる構成です。
オンデマンドの卵料理にはトリュフオムレツをお願いしました。適度にトリュフの香りが漂い美味。適材適所。やはり東京の和牛にウニとキャビアを乗せてトリュフをぶっかける文化には思うところがあるのです。
「パーク ハイアット ニセコ HANAZONO」のように地元感を押し出した料理はそれほど多くはないのですが、それでも料理のラインナップは多彩であり、老若男女楽しめる構成です。スミマセンこの一文は前述のもののコピペです。ビュッフェの記事って書くのが難しいですよね。
ところで上級会員向けの特別メニューですが、謎のダサい丼がやって来ました。大丈夫、気持ちは伝わる。必ず届いてく。さえぎるものなど、飛び越えて、必ず。ちなみに他のヒルトンでも同じ試みが執り行われているのですが物質的に特別感は無く、これはつまりヒルトンから私へのラブレターなのだと納得するようにしています。
訪れた時季が良かったのか、落ち着いて食事と空間を楽しむことができました。1泊2万円もしないリゾートホテルの朝食としてはレベルが高いと思います。ニセコエリアは物価が非常に高いので、当館の朝食でしっかりと食べ溜めて昼食をパスするのも一つの手かもしれません。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。