博多天ぷら たかお キャナルシティ店

天ぷらは江戸前料理、東京の専売特許と捉えられがちですが、福岡では意外と、いや東京以上に市民権を得ている料理です。回転寿司ぐらいのテンションで天ぷらを食べに行く。今回はそういったカジュアル天ぷらチェーン「博多天ぷら たかお」をご紹介。
キャナルシティ博多のレストランフロアに入居しており、旅行者だけでなく地元民にとっても便利。場面で行列しますが回転も速いので、いつ行くかはそれほど問題にならないでしょう。念のため私は日曜日の開店直後に訪れましたが秒でご案内頂けました。
カウンター席にデーンと黒烏龍茶が置かれており、セルフでいくらでも飲んでいいのが嬉しいですね。これで今日のランチはカロリーと脂質がゼロになる計算です。これは科学的に証明されています。
全ての食事に浅漬けが付随し、しかもお代わりOKという気前の良さ。白菜にキュウリ、レンコン。天ぷらが揚がるまでの間にベジファーストでひと皿食べ切るのが通常の運用。これで今日のランチはカロリーと脂質がゼロになる計算です。これは科学的に証明されています。
当店の親会社は「ひろしょう」という明太子屋だそうで、その明太子と薄切りの昆布を合わせた「昆布明太子」も付いてきます。天ぷらを食べる前から白ごはんにのっけて食べて至福のひと時。ちなみに「昆布明太子」もお代わりOKで、ごはんのサイズは大でお願いしておくのが通常の運用です。
主題の天ぷらがやってきました。今回は「上たかお定食(1,800円)」に、追加で「ささみ(200円)」をお願いしました。

写真は左からササミ、豚肉、エビ、キス。ちなみに前述の明太子を作るための工場が釧路にあり、その関係で北海道産の魚介類を併せて仕入れているそうです。
ナスにカボチャ。ところで「天ぷらは蒸し物」と言われることが多いですが、当店のそれは全く揚げ物であり、そのカリっとした黄金色の衣の食感はスナックのようです。「たきや」「にい留」のような天ぷらとは別物と捉えて下さい。
ヤングコーンにイワシ、中央は海老天が再登板。イワシは天ぷらダネとして珍しい部類に入りますが、トロリとした舌ざわりは後を引く美味しさです。ビールや日本酒が欲しくなります。
ワカメとキノコたっぷりのお椀で胃袋の隙間を埋め、すっかり満腹。ごちそうさまでした。
以上、〆て2,000円。福岡のカジュアルな天ぷら屋の中では高めの価格設定ですが、支払金額に見合った満足度です。お店のコンセプトから大ライスに無限明太子みたいな食べ方ができるので、炭水化物中毒の方ほど満足度が高いかもしれません。

気取らず腹いっぱい天ぷらを食べたい際にどうぞ。福岡県内に数店舗、全国にも手広く展開しているようなので、東京でもお邪魔してみたいと思います。

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てんぷら近藤の主人の技術を惜しみなく大公開。天ぷらは職人芸ではなくサイエンスだと唸ってしまうほど、理論的に記述された名著です。スペシャリテのさつまいもの天ぷらの揚げ方までしっかりと記述されています。季節ごとのタネも整理されており、家庭でも役立つでしょう。