天ぷらまき/鳥栖

ちゃんとしたレストランではありませんが、私の中でカルチャーショックなお店だったので、思わず記事にしてしまいます。
まず、こんなに広大な天ぷら屋は珍しい。アメリカのスーパーみたい。
すごい迫力。すげー長いカウンター席としてギネス申請できるのでは?お昼時なので20人近くの待ち。ただし恐ろしく回転が速いので、10分も待ちませんでした。
席に座ると無料のつけあわせ。お漬物、高菜、ひいてはイカの塩辛まで。ゴハンを大盛にするしかありません。
この塩辛はいわゆる塩辛とはことなり、フレッシュなイカの浅漬け柚子風味といったところ。食べ応えのあるタコワサビのワサビを抜いたカンジかな。
エビ。揚げたてなので美味しく感じます。
シシャモとハモ。斬新。
豚しそチーズ。こんな天ぷら初めてです。追加メニューを見ると、豚バラ天やミートボール天、アボカド天など何でもアリ。
カボチャ、ピーマン、ナスが続き
〆はイカのかき揚げ。ありそうでない。初めて食べました。

これだけ食べて、たったの960円。鳥栖の奇跡。感動していると「九州にはこんなカンジの天ぷら屋、いっぱいありますよ。チェーン店もある」だと。素晴らしい。

天ぷら自体はファミレスレベルですが、値段が値段なだけに仕方が無い。何よりもイカの塩辛食べ放題が嬉しい。誰でも間違いなく満腹になり、満足できるお店だと思います。


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天ぷらって本当に難しい調理ですよね。液体に具材を放り込んで水分を抜いていくという矛盾。料理の中で、最も技量が要求される料理だと思います。
てんぷら近藤の主人の技術を惜しみなく大公開。天ぷらは職人芸ではなくサイエンスだと唸ってしまうほど、理論的に記述された名著です。スペシャリテのさつまいもの天ぷらの揚げ方までしっかりと記述されています。季節ごとのタネも整理されており、家庭でも役立つでしょう。


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