イル・ボッカローネ（IL BOCCALONE）／恵比寿

1989年オープンの老舗イタリアン「イル・ボッカローネ（IL BOCCALONE）」。基本はディナーのみの営業なのですが、コロナの影響によりランチとテイクアウトも始めました。広尾「ラ・ビスボッチャ（LA BISBOCCIA）」は姉妹店にあたります。
店内は50席ほど。天井のつくりや壁材など、どことなく日本の古民家のようで落ち着きます。ビスボッチャでは100回ぐらいボナセーラと言われたのですが、当店はゼロ。そういえば定番のイタリア人店員も見当たらない。みんなそれぞれ母国に帰っちゃったのかな。
ランチメニューにはサラダが付帯します。このサラダが結構なボリュームであり鮮度も中々のもの。オマケでこのクオリティが付くのは嬉しい限り。
パンは2種。素朴ではありますが密度のある味わいであり、サラダ・パン共にビスボッチャのK点を楽々超えてきます。
私は手長海老のパッパルデッレを注文。幅2センチ以上はあるブロードバンド方式であり、濃厚なトマトクリームソースに常時接続です。空いていたため調理に余裕があったのか、茹で具合も完璧。
連れはスパゲッティのアーリオオーリオで具材はパンチェッタだったっけな。ひとくち頂きましたが、シンプルながらプロの味わいがビンビンに伝わってきます。
食後のお茶も付いてきました。ごちそうさまでした。これだけのクオリティのサラダやパスタ、お茶までついて千数百円というのはリーズナブル。広尾「ラ・ビスボッチャ（LA BISBOCCIA）」は微妙オブ微妙でしたが、当店はありよりのありですね。次回はディナーにグループでお邪魔して、旨そうな料理を片っ端から注文したいと思いました。


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