ジャスミン シティ ホテル(JASMINE CITY HOTEL)/アソーク(バンコク)

バンコク随一の繁華街にあるホテル。JR新宿駅と歌舞伎町の間にあるようなイメージ。とにかく便利な立地ではありますが、車や人の往来も激しく、ウォーター系の女性が辺りをウロウロしており、いかがわしい店への客引きも多いため、雰囲気はあまり良くありません。

客層は一見の価値アリ。孫や娘ほどに歳が離れたタイの女の子を連れ込んでいる中高年が非常に多く、私としては「日本人の皆が皆、こういうわけじゃないから!僕みたいなナイス・ガイも沢山いるから!」と従業員全員に言い訳して周りたい欲望に駆られてしまいます。

ちなみに私は事情があって日本人の20代の女の子とロビーで待ち合わせる機会があったのですが、辞書に「軽蔑」の挿絵として載せたいほどの眼差しを周囲に巡らしていました。
部屋が広い。10,000円程度の部屋なのですが、60平米はゆうに超えそうな間取りであり、
デスクやキッチンまで完備されています。
床にカーペットは敷かれておらず、その名の通り床なのでやや無機質。広さこそはあるものの、内装や家具は安普請であり、先日のデュシタニに比べるとチープな印象は拭えません。
バスルームも広い。しかしながら水周り特有の臭気があり、タオル類には100回洗ってくたびれた感が満載。もっと狭くていいから清潔で美しく健やかな毎日をめざすことができるサービスレベルとして欲しいところです。
 朝食は欧米系の料理とアジア系の料理の両系統が準備されており種類は豊富。
タイでは生野菜を食べる機会が少ないので、ここぞとばかりにたっぷりの野菜を頂きました。フルーツも充実しており、朝食だけを切り取ると結構満足してしまいます。
ゲストの95%は日本人の中高年であり、私のような好青年は珍しく、ピンの女性宿泊客などは見る影もありません。女子旅やカップルならびに身も心も潔癖症な方には精神的にオススメできないホテルです。

しかしながら、私が食中毒で入院したときの手際の良さはピカイチ。病院に向かった時点でバンコクにおける私の関係者にあまねく連絡が行き渡り、退院の際には病院まで迎えに来てくれ、また、ホテルに戻ってからは従業員の皆が私に「ミスター○○、お体の具合はいかがですか?」と声をかけてくれ、回復後も皆、気楽に声をかけてくれるようになりました。ちょっとした有名人気分。

そういう意味で、一歩フトコロに飛び込んで心の壁を取り払ってからは、非常に居心地の良いホテルでした。何たって立地は最高。男同士や物分りの良い女子との旅行に是非どうぞ。


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