8日間弾丸世界1周旅行~Day6:ロンドン~

ニューヨークからロンドンへ。7年ぶり。サウサンプトン出港の北欧クルーズに参加するために2012年に立ち寄って以来です。
ロンドンはいつも曇り空の印象なのですが、この日はバッチリ快晴。飛行機の窓から、地図と照らし合わせながら景色を眺めるのが楽しい。結論から述べるとロンドンは実に清潔で何もかもがきちんとしてますね。悪い奴らや変な人をあまり見かけなかったような気がします。徹底的にカオスな街ニューヨークから来たばかりなので、余計にそう感じたのかもしれません。


■American Airlines Arrivals Lounge
https://www.takemachelin.com/2019/04/american-airlines-flagship-loungejfkny.html
早朝にロンドンに到着する上級会員向けのアライバルラウンジ。後から知ったのですが、アメリカン航空のアライバルラウンジは世界でたったココひとつらしいです。アメリカらしいハコの充実度とイギリスならではの紳士的な対応がマッチして、たいへん居心地が良かったです。詳細は別記事にて


■ロンドン・トラベルカード (London Travelcard)
https://www.visitbritainshop.com/japan/london-travelcard/
旅行者向けの交通系カードとしてスイカ的「オイスターカード」と、乗り放題「トラベルカード」があるのですが、チャージやら残金の精算やらが面倒なので、1日乗り放題の「トラベルカード」を購入しました。ヒースロー空港の地下鉄の券売機で買えます。クレカも使えました(ただしダイナースは除く)。


■ハイド・パーク(Hyde Park)
https://london.navi.com/miru/49/
ロンドンの王立公園。公園内にイーバリー卿(誰?)の荘園跡があり、その荘園の面積が1ハイドという単位であったため、公園の名称の由来となったそうな。手漕ぎボートもできる大きな池、咲き乱れる花々、雰囲気の良いカフェ。まさに市民憩いの公園です。


■ザ・シャード(The Shard)
https://www.visitbritainshop.com/japan/the-view-from-the-shard/
地上87階建て尖塔高310メートルのEUで最も高いビル。建築設計はポンピドゥー・センターや関西国際空港旅客ターミナルビルで知られるイタリア人建築家レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)。「シャード」とは英語で「破片」を意味し、その名の通り透明度の高いガラスが多様されています。
オフィスやレジデンス、ホテルなどが入居するのですが、展望階へは入場料(4,000円!)を支払えば誰でも上ることができます。
72階は空と繋がるルーフテラスとなっており、絶対に落ちない設計にはなっていますが、色々考えると肝が冷えてくる。
ビルが大きいので、当たり前ですが影もすごく大きいです。色んなサイトから事前予約すればもう少し安く入場できるようですが、私はあえて当日券に拘りました。なぜならこのビッグなシェイドを拝みたく、曇りだったら登らなくていいやというスタンスだったから。単一の建物の影をこれだけクッキリと見る機会は中々ないぞ。
圧巻はトイレ。ちょっとわかりづらい場所に追いやられているので見逃す方も多そうですが、何としても探し出してみましょう。


■St.John(セント・ジョン)
https://www.takemachelin.com/2019/04/stjohnfarringdon.html
ロンドンにおける食事のチャンスはたった1度だけ。熟慮に熟慮を重ね、「The World's 50 Best Restaurants」にランクインしたこともあり、ミシュラン1ツ星でもあるSt.John(セント・ジョン)に予約を入れる。マンハッタンのブルーヒルのマネージャーも「それは素晴らしい選択だ」と認める有名店。詳細は別記事にて


■9と4分の3番線プラットフォーム(Platform 9¾)
https://www.visitbritain.com/jp/ja/9to4fen-no3fan-xian-puratutohuomuplatform-934kingusukurosuyi
キングス・クロス駅はホグワーツ特急の始発駅であり、「ハリー・ポッター」シリーズにおける重要な存在。映画や小説では9番線と10番線の間の煉瓦の壁を想起させる表現ですが、実際には9番線と10番線のプラットホームは物理的に離れた場所にあり、作者のJKローリングも「間違えた」と正直に認めており微笑ましい。

リアルの世界ではプラットホームからは全然離れた土産物屋に隣接した壁であり、荷物カートの前半分が壁の中に消えているように見せる撮影スポットとなっています。


■大英博物館(British Museum)
https://www.britishmuseum.org/visiting.aspx?lang=ja
イギリスが誇る世界最大級の博物館。その収蔵品の多くは個人の収集家の寄贈によるものであり、入館料も無料です。大きなバッグは持ち込めずクロークでも預かってもらえないので旅行者は気を付けましょう。
タダなのは嬉しいですが、広くて量が多い割にあまり面白くないですね。パっと見てああ、あれだな、とわかったのはロゼッタストーンぐらいでした。やっぱり絵画や彫刻のほうが見ていて感情が刺激される。
戦時にパクってきたものが多く「泥棒博物館」や「強盗博物館」などとも揶揄され文化財返還問題の最前線にいる博物館ですが、なかなか難しい問題ですね。盗まれた側の心理は理解できる一方で、イギリスで手厚く保護・管理されたおかげで歴史研究が進んだという側面もある。学生のディベートのテーマとして面白そうです。


■ブリティッシュ・エアウェイズ ファーストクラス/ヒースロー→ドバイ
https://www.takemachelin.com/2019/05/ba.html
ロンドンからドバイへの移動はイギリスのフラッグ・キャリアである「ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)」のファーストクラスを利用しました。
ヘリンボーン型で専有面積は狭いものの、ベッドそのものの大きさは他社と変わらず快適です。朝食は不要とCAに告げ、ドバイまでの残りの時間をひたすら睡眠に充てました。機内の記憶は殆どなく、一方で、起きてドバイに入った瞬間から充電マックスで活動的でいれたことを考えると、ある種クルーズ旅行的な使い方ができたような気がします。詳細は別記事にて


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。