UDON BUZEN(うどんぶぜん)/麻布十番

元々は斜向かいの路面店だったのですが、2018年秋に移転オープン。今回のお店は何とビルの7階。不安定な動きをするエレベーターが上昇時間を長く感じさせる。
うどん屋とは思えない内装に驚き。日中は明るい光が差し込み海沿いのカフェのよう。夜は夜でカジュアルなバーのようでもあり、なるほど飲み物メニューやツマミが充実しているのもそのせいなのかもしれません。生ハムのスライサーがあるうどん屋は世界でもここだけでしょう。
ランチタイムは11:00~17:00と長め。十数種類ある様々なうどんに+200円で卵かけご飯をつけることができます。もしくは天丼とかけうどんのセット。
「小天丼セット」を注文。980円です。そうだよなやっぱランチのうどんのセットってこんな感じだよな。先日うどんにミニ丼を付けて2,000円を超えた悪夢を思い出しました。
「讃岐でもない、稲庭でもない “第三の麺”と呼ばれるうどん」と称する自慢のうどん。確かに艶っぽい光沢を放つ細切り麺ではあるものの、それとなくコシは残り、喉越しも滑らか。スープは割にはっきりとした味わいであり量もたっぷり。
セットの天丼は、まあ、オマケ味といったところでしょう。サツマイモの味が支配的であり、天丼というよりもサツマイモ丼です。ゴハンは一般的な定食屋のそれであり、タレは甘味が強く私の好みではありませんでした。ただし先のスープと共に口に含めばそれはそれでありよりのあり。
デザートにわらびもち。心あたたまる味覚です。

十番で980円のランチという意味ではこんなものでしょう。やはり夜に単品で来るより割安感がある。通しで営業しているのが便利ですね。加えて夜は飲み放題付きの宴会メニューもあるようなので、ちょっとした飲み会などに使うのも悪くないかもしれません。


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