Parc Disneyland(Disneyland Park、ディズニーランド・パーク)/Marne-la-Vallée(フランス)

50年以上3ツ星を維持するレストラン巡り」の〆はディズニーランドです。私はオッサンの割に色んなディズニーにお邪魔しており、今回フランスのディズニーに立ち寄ったことにより、残すところはフロリダと上海だけ。
直営ホテルに宿泊していたため、開園1時間前から入場させて頂けました。このあたりUSJの15分前入場に比べると随分と太っ腹です。
太っ腹と言えば、やはりディズニーランドにはデブが多い。アナハイムでの肥満率は社会現象と化していますが、やはりその他の地域のディズニーであっても、体脂肪率が高めな人種が集まるようなシステムとなっているようです。しかしせっかくの1時間前入園だというのにいきなり休憩。もったいない。
ところで当パークの公式アプリは非常に優秀です。Googleマップとタイアップしており、今自分がいる位置と、パーク内のアトラクションの待ち時間が瞬時に把握できます。パーク内にいなくても使用することができるので、遊びに行く予定がある方は事前にインストールし、待ち時間を確認し、巡るルートなどを検討しておくと良いでしょう。

それでは本題。 アトラクション別の感想を記します。★はオススメ度です。

■Star Wars Hyperspace Mountain/―
まさかの運休。「フランスのスペースマウンテンは東京に比べると段違いに恐怖」との情報を得ており楽しみにしていたというのに。幸先は最悪です。


■Star Tours: The Adventures Continue/★
バズに行こうと思うとそちらも運休だったので、トゥモローランド内ではこれぐらいしか乗るものがありませんでした。東京のスターツアーズではVIP待遇なのですが、フランスであればここまでガラ空きであれば心地よさも半減である。


■Peter Pan's Flight/なし
ファストパス発券対象であり人気アトラクションなのかなあと、ボーナスタイムの間に立ち寄る。記憶がある限りでは初めて乗ります。
懸垂式のゴンドラで吊られながらピーターパンの世界を巡るアトラクションでした。が、楽しくないです。ゴンドラの動きが滑らかでなくゴワゴワしているので、ある意味スリルのある乗り物です。
ちなみに、お隣のアドベンチャーランドは未だ開いていません。開園1時間前入場であっても、立ち入ることのエリアは限られているようです。ちょっとガッカリ。


■Orbitron/★
仕方なしにトゥモローランドに戻り、空飛ぶメリーゴーランド的なものに乗る。これは東京で言うところのJALのやつでしょうか。同乗者との密着率が妙に高く、初デートではドキドキするでしょう。
冒頭のふたりがまだ座ってるなあ、と思いきや、ひとり増えていました。


■Big Thunder Mountain/★★
無事アドベンチャーランドがオープンし、フランスのディズニーでもトップクラスの人気を誇るコチラへ。日本のそれよりも2割ほど激しく、スプラッシュマウンテンでもないのに水がぶっかかります。精密機器をお持ちの方はご注意を。
ちなみにお向かいにはリメンバーミー(coco)をモチーフとしたレストランが。世界観をそのままに上手く表現できています。


■Indiana Jones and the Temple of Peril/★
意外性ならこれが一番。東京ディズニーシーのインディ・ジョーンズとは趣向が全く異なり、宙返りまでしてみせる短距離コースターでした。ただし絶叫系コースターとしてはスリルに欠ける部分があり、中途半端です。


■Autopia/★
レール付きのゴーカート。アクセルを踏み込んでもハンドルを回せても車が意のままに動く余地は少なく、駆け抜ける歓びはありません。何かのトラブルで渋滞しているレーンがあって気の毒でした。


■Big Fernand/Serris
http://www.takemachelin.com/2018/05/big-fernandserris.html
パーク内の飲食店に惹かれることがなく、思い切って一旦退園し、uberで10分ほどのショッピングモールへ向かいます。たまたま行列のできるハンバーガー屋を発見し事前情報なしに飛び込むとこれが大正解。やはりフランスはハンバーガーが旨い。詳細は別記事にて


■La Vallee Village/★
https://www.lavalleevillage.com/
ディズニーから車で10分ほどの距離にあるアウトレット。私はもともと物欲があまりないので見るべきものは何も無い。
ネタでSuperdryのTシャツと半ズボンを買う。日本人からするとわろてまうロゴですが、イギリス発のファッションブランド「Superdry極度乾燥(しなさい)」は、2010年のロンドン証券取引所におけるIPOでもっとも成功した銘柄のひとつです。


■Val d'Europe Shopping Center/★
前述のアウトレット隣にあるショッピングモール。シンガポールのMBS級の特大サイズのモールです。フランス人は10着しか服を持たないとか嘘ですね。みんな無駄な服を買いまくっていました。


■Disney Stars on Parade/★
パレードの時間が近くなったのでパークに戻るのですが、午前中よりも
太った方が
増えた気がします。
パレードそのものは東京のそれに比べるとレベルが低いと言わざるを得ません。車そのもの質が貧弱で、ダンサーの数も少ない。


■Buzz Lightyear Laser Blast/★★
アプリで運行状況を確認すると、バズが再開していたので慌てて向かう。
自己最高得点を記録しました。それでも最高位に達するまではもう倍ほどの得点を稼がなくてはなりません。アストロヒーローまでの道のりは通り。


■'it's a small world'/★★
ディズニー関連のアトラクションにおいてはトップクラスに好きです。座りながら世界各国の文化に触れることができる。BGMは名曲中の名曲であり、エレクトリカルパレードのフィナーレではいつも感動してしまいます。


■Les Pays des Contes de Fées/なし
珍しくフランス語での乗り物です。写真左のボートに乗るのですが、同乗したデブが飛び切りのワキガであり、歯が全部抜けてしまいそうなほど臭く、アトラクションを楽しむどころではありませんでした。


■Casey Jr le Petit Train du Cirque/★
上記のワキガルートを、今度はゆるやかなコースターで巡るというアトラクションです。客が入れ替わり空気がフレッシュなのは助かりましたが、アトラクションとして本質的に楽しいかと言えば疑問。


■Alice's Curious Labyrinth/★
アリスの世界をイメージした巨大迷路。大人でもうっかり間違えてしまうほどのクオリティであり、一日中歩き通しの身には堪えるアトラクションです。
絶対座ってるんだもんなあ。


■Pirates of the Caribbean/★
映画でお馴染みカリブの海賊。数十年ぶりに乗ったのですが、証明暗めで結構おどろおどろしいセットであり、並のチビっ子であれば泣いてしまうのではなかろうか。それにしてもジョニー・デップはハマり役ですね。名起用!


■Planet Hollywood/なし
http://www.takemachelin.com/2018/06/planet-hollywoodmarne-la-vallee.html
夕食は一旦パークの外に出て、イクスピアリ的な施設のレストランへ。まさかフランスくんだりまで来てコブサラダの定義で店員とモメるとは。詳細は別記事にて


■Disney Illuminations/★★★
フランスのディズニーは閉園が異常に遅く、〆のイベントは23時開始です。なんでそんな遅くまで引っ張るんやと疑問に感じていたのですが、
なるほど、これぐらいの時間にならないと日が完全に暮れないので、花火やプロジェクションマッピングが映えないのですね。
似たような内容(映像)はどこかのディズニーで見たことがあるような気がするのですが、何度見ても圧倒的な迫力で心に残りました。

また、日本に比べるとゲストたちに心の余裕が感じられるような気がします。日本のゲストたちはどうも殺伐としており、少しでも押したり肩を入れたりすると喧嘩でも始まりかねないヒステリックな空気が漂いますが、当パークの皆さんは「おう、入れ入れ、こっちのほうが見易いぞ」のような雰囲気であり、皆で協力し合って素敵なショーを楽しもうという前向きな姿勢が感じられます。
ショーが終わり帰途にパークを出るのは23:30過ぎ。ミッキーは深夜まで愛想を振りまきながらお見送りしてくれます。朝の8時からてっぺんまで、まさにコマ鼠のように働くネズミ。お疲れ様でした。明日もよろしく。



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