のんき/赤羽

立ち飲み屋が続くとさすがの健脚を誇る我々でも疲労を感じてしまいます。トイレにも行きたい。したがって、着席制の居酒屋である当店へ。
堀切菖蒲園の人気店の赤羽支店です。15時オープンと同時に入ったのですが、「17時までであれば」という条件付での入店。ゆっくり楽しみたい方は、きちんと予約したほうが良さそうです。
元祖下町ハイボール。定義は良くわかりませんが、氷が入っておらず、ウイスキーというよりはレモンサワーのような味わいでした。アルコール度数は極めて低い。
お通しのキャベツ。ドレッシングがたっぷりであり、これだけで立派なツマミです。
豚キムチはネギがたっぷりで、ネギマシュランとしては至福のひと時。もう少し肉も多ければ完璧です。
れば。やや臭みが残り、ザラりとした舌触りに引っかかりを覚えます。先日鳥かどで至高の焼き鳥を食べたばかりなので、ついつい比べてしまう。
スペシャリテの「しろ」。腸ですね。ジューシーな脂を身に纏い、その身は薄い。若干クセもありますが、味の濃いタレをたっぷりつければ気になりません。カリカリに焦げた部分の食感の変化も美味しい。これで1本100円は素晴らしい。
つくね。単一の味わいとしてはこれが一番好き。もうすこしポーションが欲しかったかな。あと卵黄。
キノコのホイル蒸し。クリアな味付けで食べ易い。見た目はニンニクの量がすごいのですが、ジャガイモのようにホクホクとシンプルな味覚に落ち着いています。「しろ」などと比べると、少し割高な気もします。
おしんこは普通でした。

人気店ではありますが、驕ることなく極めて丁寧な接客です。ゆったり腰を落ち着けることもできますし、お手洗いも利用可能。一方で赤羽らしさはなく、良くも悪くも普通の居酒屋でした。


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