立石飲み屋巡り vol.1/京成立石

赤羽飲み歩きがすごく楽しかったので、東京下町ディープエリアに興味を持つ。となるとやはり、お次は立石ですな。
立石および森下在住の友人と共に、超魔界村の探検へ。
「日曜の商店街、全部シャッター降りてるよ。てゆーかあたし、近くに住んでるだけで、ここらへんの飲み屋なんか知らないし。栄寿司?あ、そこ右曲がったとこ」ってアンタめちゃ詳しいやんけ。
わお!日曜正午でこの行列!普段なら待つのは嫌ですが、本日はダラダラすることを前提に散策しているので、30分待ちでもちっとも気になりません。
新鮮さを損なっているんじゃないかと疑いたくなるネタケースの出立ち。手づかみで食べるには躊躇する清潔感。
2本のビールを3人で分かち合いながら、飲み歩き開始!
生ホタテ。驚くほど肉厚。中々に新鮮であり、下町の立ち食いとは思えないクオリティ。
サバ。1カン110円ですが、正直コレが一番美味しかったかもしれない。適度な脂にふんだんな旨味。素晴らしい。
コハダはワサビも酢も強烈で、何を食べたのかわからなかった。
タイの昆布〆も仕事が足りていない。タイの味を引き出すでもなく旨味を強調するでもなく中途半端。
大トロもうーん、スジが多くてなんだかね。
サーモンの炙りもスシローレベル。もっと脂がタップリの固体を使用してバシっと焦げ目をつけたほうが良い。
ウニは色が悪い割にはまあまあ。悪くないです。
イクラは存外に美味しかった。量もタップリでお得だと思います。
アンキモの握りって初めて。ねっとりと質感で好み。
アナゴはツメがでろでろではあるものの、大ぶりなネタをふっくらと蒸しており良かったです。

これだけ食べて、ビール4本飲んで8,000円チョイ。まあまあですな。行列と立ち食いで落ち着かないのと当たり外れが大きいことを考えると妥当な満足感だと思います。ただ、「立石でハシゴして立ち食い寿司なう」的なエンターテインメントと考えれば楽しい。同じ価格帯で純粋に寿司を楽しみたいのであれば、すし三崎丸に行きましょう。