野毛飲み屋巡り vol.1/桜木町


「今度はあたしの地元でハシゴ酒しようよ~」あたしの地元って横浜じゃなかったっけ?横浜にそんな街あるんだっけ?しかも今日、日曜日ですよ?
桜木町駅の改札を左に出るとおなじみの近未来的な街並みですが、右に出るとこのような飲み屋街が広がっているとはつゆ知らず。今夜は彼女の気の赴くままに飲み歩くことにしましょう。


■魚貝バル HAMAJIRUSHI/桜木町
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14054969/
「この店はいつも満席で入れないんだから!」今夜はラッキーということでしょうか。16時入店で「17:30までOKです」との条件付で予約ナシでお邪魔することかできました。
香るエール450円で乾杯。ううむ、450円か。ド都内で飲むことを考えれば安いですが、十番から1時間かけて来た割にはそれほど安くないぞ。
メニューを確認しても都内の居酒屋と大差なし。これなら鳥貴族のほうが優秀ではないか。
ホストと私の意見が一致し、人気ナンバーワンの「箱うに丸ごとバター焼き」と「本日の魚介のカルパッチョ」を注文。
その他のメニューも絶対値としては高くないのですが、期待していたほどのお値打ち感はありません。
ワインは2,000円から。これは安い。グラスなら500円以上なので、良く飲むグループならボトルでの注文が圧倒的にお得でしょう。
「本日の魚介のカルパッチョ」。届いた瞬間、グルメなふたりは言葉を失いました。ダイソンのドライヤーにでもかけたのかと見紛うほどにカピカピに乾いてます。1秒も美味しくない。がっかりだ。
「箱うに丸ごとバター焼き」うーん、これも何だかなあ。決してウソはついていないけれど、「箱うに丸ごとバター焼き」と聞いてこういうビジュアルを想像する人いるのかなあ。
一口食べて絶句。ミョウバンの味しかしません。「ほんとゴメン。言い訳すると、あたしもこの店来るの初めてだから!」さすがに人気ナンバーワンの料理がこの程度だと全てにおいて疑念を感じざるを得ない。入店数十分で退店することになりました。


■魚とワイン はなたれ/桜木町
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14047759/
「こ、ここは野毛でも有名なお店なんだから!」と彼女にも焦りが見え始めています。それでも満席ではあるので、先よりは期待が持てる。
スペインのスパークリングワインは490円。グラスたっぷり注がれておりお値打ちです。
メニューは仕入れに拠って日替わりのようです。
お通しに3種のパン。左上のチーズのパンがコッテリってとした味わいで良かった。
地だこの唐揚げ。開口一番「普通」と連れ。確かに普通。決して悪口ではなく、ニュートラルな意味での普通です。
なすと和牛すじ肉トマトチーズ焼き。これは直線的に旨い。ひらがなにルビをふったような解かり易さです。
なすと和牛すじ肉トマトチーズ焼きにつられて慌てて赤を注文。南アフリカのピノタージュ。このような価格帯のお店では、旧世界よりも新世界のワインを飲むのが相対的に得するような気がします。
安納芋のフライ。たっぷりのハチミツと粉砂糖、サワークリームが引き立て役。


■まんぼう/桜木町
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14050517/
「ここは野毛に来たら毎回来るお店だから間違いないよ」とのことで、立ち食い寿司へ。ひとつの建物に複数の飲み屋が入居した、プチ恵比寿横丁のような形態です。
プラスチックのコップにたっぷり注がれた山形の日本酒、かまいたち。この量で750円はお値打ち。
お通しはお魚を酢で〆たもの。お正月の紅白なますのような付け合せもホッとする一口。
なめろうは大容量。香味野菜と味噌が結託し、少しずつ口に運んでは永遠に酒を飲みたくなる極上のおつまみでした。
にぎりは「大将の10貫」という1,500円を注文。まずは淡白なネタを3つ。いずれも回転寿司以上、びっくり寿司未満の味わいで、平均1貫150円という価格設定を考えるとリーズナブル。
○○(忘れた)にマグロにタコ。ラッシュ時の東横線のようにトットコトットコ握って出されるのでうっかりすると卓上が渋滞してしまいます。
アジにキンメ。10貫1,500円のセットでキンメが出るとは驚きです。「すごいでしょ?おまかせ5貫600円にもキンメ出してもらえるんだから」と、確かに割の良い寿司屋です。
白魚にイクラ。いずれもまずまずの品質であり、くどいようですが10貫1,500円のセットと考えるとリーズナブル。
2杯目は福島の鬼涙。これまた惜しみない容量であり、16時から飲み続けている我々としてはすっかり酔っ払ってしまいました。
箸休めにアンキモ。こちらは680円と妥当な価格設定。ただし立ち食いということを考えるとチョイ割高。
「あたしも休憩」とのことで生海苔のお椀。こちらは150円と圧倒的な安さです。
休憩から復帰した彼女はのどぐろと芽ねぎを。いずれも100円や200円の世界であり、都内の寿司屋で食べることを考えると割安でしょう。


赤羽や立石と比べると、野毛は日曜日だというのに開いているお店が多い。かつ、肉から魚、焼酎からワインまで酒が多彩に感じました。

今回訪れたのは僅か3店。時間をかけてじっくりと巡っていきたいと思います。

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私はヒールからスニーカーまでイケるクチです。三ツ星店もいいけど、場末の飲み屋街も魅力的。
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