クオーレ フォルテ(Cuore forte)/下北沢

下北沢北口の一番街商店街にある「クオーレ フォルテ(Cuore forte)」。知ったような書き方をしておりますが、私が下北沢という街を訪れるのは人生で2回目であり、2019年に「ユリイカ(EUREKA)」にお邪魔して以来です。
駅から歩いて7-8分に位置し、随分と若者の多い街だなあと感心していたのですが、当店はこの街の中では高めな飲食店であり、また、主力はナチュラルワインとややこしいコンセプトなので年齢層はかなり高め。ドーンと長いカウンターに10席強、テーブル席もいくつかあります。
グラスワインがたくさん開いており、その殆ど(全て?)が所謂ナチュラルワインです。若い女の子がそれぞれを説明してくれるのですが、きちんとした知識を備えており、彼女は将来、大物ソムリエールとなってワインバーを開業するでしょう。私の予想は結構当たるし、結構外れます。
アミューズにブルスケッタをお願いしたのですが、これはホットドッグですかというサイズ感で登場し、喚声が揚がります。ドルチェ(甘いタイプのこと)のゴルゴンゾーラサイズもかなりの厚さで塗りたくられており食べ応え抜群。
ツマミにトリッパのフリットを注文。思ったよりも臭みが強く途中から食べ疲れしました。この素材を用いるのであれば、普通にトマト煮込みのほうが良いかもしれません。
スペシャリテの「鶏バター」。バターで焼くというよりも煮るに近いバターの量。鶏そのものは綺麗な味わいの胸肉なのですが、何か罪を犯しているかのような気分にさせる背徳的な味覚です。
ウサギ肉のラグーのパスタ。これは正直微妙ですね。あっさりした味わいだとは覚悟していましたが、妙にシャバシャバとした口当たりでありレトルトのシチューを食べているかのようです。自家製のサルシッチャとかのパスタにすれば良かった。
フレッシュポルチーニは自家製のフェトチーネで。これはエリンギですかというほどのサイズ感でポルチーニを食べると言う稀有な体験。この夜わたしは恐らく世界で一番ポルチーニを食べた漢として歴史に記録されることでしょう。
ティラミスが中々、いやかなり美味しい。冒頭のブルスケッタ同様に常識外れのチーズクリーム量であり、コッテリねっとり至福のひととき。
以上を2人で食べ、結構飲んでお会計はひとりあたり1.5万円ほど。この日は割に派手派手に飲み食いしたためこの支払金額となりましたが、常識的な飲食量であれば1万円でお釣りが来るでしょう。料理によって当たり外れが大きい気がするので、何度か通って審美眼を養いたいところ。何なら常連に連れて行ってもらうのが手っ取り早いかもしれません。

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