湯島天神下 すし初(すしはつ)/湯島

盛夏のすし初。「一緒に行きたい」「一緒に来てくれ」という謎の人気者ぶりを発揮し、ここのところ毎月お邪魔しています。この日は久しぶりの友人とのお食事で、令和に入ってから会うのは初めてかもしれません。
この日のラインナップはコチラ。「総乃寒菊 OCEAN 99 純米大吟醸 星海 -Starlight Sea- 彗星50 無濾過生原酒」が美味しかったなあ。軽い口当たりで白ワインのようにスイスイ飲めてしまいます。
と、その前にビールと枝豆を忘れてはいけません。主張の強い素材であり、そのへんの居酒屋が雑に出す枝豆とは一線を画す味わいです。
トマトとモモのすり流し。トマトの酸味とモモの豊潤な甘味が溶け合います。アクセントにガリが含まれているのは鮨屋ならではといったところでしょう。
アジをなますスタイルで頂きます。お酢のこざっぱりとした酸味が真夏の世のひと品として心地よい。ほんのりと梅の風味も感じられ、爽快感の感じられる生魚です。
貝をタルタル仕立てで頂きます。アオヤギとホタテがたっぷり入ったものであり、贅沢にエビまで含まれています。卵黄のまったりとした口当たりと上手く調和します。
極厚にカットしたカツオは塩とゴマ油で頂きます。この鉄分量から察するになるほどこれはレバ刺しの鮨屋版ですな。それでもレバーのような独特のクセは全くなく、パンチがありながらもキレイな味わいです。
ブッラータチーズにカニとイクラとシャリを泳がせます。乳脂肪の立地な味わいにカニの旨味とイクラの塩気がベストマッチ。これはもう丼いっぱいをレンゲで食べたいくらいです。
煮魚は甘鯛。アクアパッツァとマース煮の中間あたりの調理であり、お魚そのもののふくよかな味わいを楽しむことができます。煮魚って醤油とみりんでデロデロな味覚であることが多いですが、こんなに上品なスタイルもあるのです。
焼物は太刀魚。バリっと思い切りよく焼いて、皮目の香ばしさと身の脂のジューシーさを同時並行で楽しみます。これぞオッカムの剃刀とも言える真っ直ぐな味わいです。
〆のお食事(?)としてにぎり。ここは「天本」かと思うほどエビのサイズがマックスであり、当店の価格帯を考えれば実に気前の良いラインナップです。シンコもイワシも日本らしい美味しさで、やっぱりお鮨はひと口でわかり易くバーンとイケるのが良いですね。

おなかはいっぱい、今夜もすっかり酔っぱらって大満足。次回はちょうど1か月後。平成は楽しかったけれど、令和の時代は幸せだ。

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鮨は大好きなのですが、そんなに詳しくないです。居合い抜きのような真剣勝負のお店よりも、気楽でダラダラだべりながら酒を飲むようなお店を好みます。
この本は素晴らしいです。築地で働く方が著者であり、読んでるうちに寿司を食べたくなる魔力があります。鮮魚の旬や時々刻々と漁場が変わる産地についても地図入りでわかりやすい。Kindleとしてタブレットに忍ばせて鮨屋に行くのもいいですね。