マーブルラウンジ(Marble Lounge)/西新宿

2023年6月20日に日本に進出して60周年を迎えたヒルトン。フラッグシップの新宿「ヒルトン東京(Hilton Tokyo)」は1984年の開業。この日はロビーフロアにあるオールデイダイニング「マーブルラウンジ(Marble Lounge)」の朝食へとお邪魔します。
ゲストの殆どは欧米人であり、入店時にはディズニーランドさながらの行列。上級会員向けのエクスプレスレーンなどは特に設けられていないのですが、スタッフに声をかけると並ばずスっと席へと案内して下さいました。これがオーラというものなのかもしれません。「何いってんの。あんたが厄介そうに見えるだけよ」とは連れの談です。
入店時の行列は当然として、食事をかき集めるのも一苦労です。やはり830室という大店の朝食を当店だけで捌き切るのはコンセプトとして無理があります。
料理はそれらしくプレゼンテーションされているのですが、同じ料理が場所を変えて何度も登場し、多重投稿を繰り返す若手の研究者のように感じました。同じヒルトンでも「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン(Kyukaruizawa Kikyo, Curio Collection by Hilton)」は僅か50室ながら、あちらのほうが食事の種類は多かった。
料理の質は可もなく不可もなく、一般的なシティホテルの朝食といったところ。セカンドラインであるはずの「ダブルツリー by ヒルトン(DoubleTree by Hilton)」のほうが余程レベルが高いでしょう。
エッグスタンドも長蛇の列であり小さく舌を鳴らす。その割に一般的な品質です。もうだめだこのレストランは。ホスラブに晒そう。
ということで、あくまで巨大ホテルの巨大朝食バイキング会場であり、そういう場所だと覚悟した上で訪れるようにしましょう。エグゼクティブラウンジのほうが上等な料理が置かれている上に行列は皆無なので、上級会員の方は迷わず37階に向かいましょう。平会員の方は素泊まりにし、朝食は数軒隣にあるロイヤルホストで摂ることをお勧めします。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。