Andy's Sandwiches & Smoothies(アンディーズ)/マノア(ハワイ)

ワイキキから車で15分、虹の街マノア。このあたりはマノア渓谷に雨雲がぶち当たり、ほとんど毎日雨が降るため、結果としてエブリデイ・レインボーとなっています。その他の地域に比べて気温が数℃低く軽井沢のような涼しい気候が特長的。
今回のお目当てはマノアいちの人気店「Andy's Sandwiches & Smoothies(アンディーズ)」。なのですが、お隣のスタバの緑色の壁もインスタ映えするとのことで人気とのこと。創業は1977年の老舗。
カラフルな紙に手書きでお品書きが記載されています。20数種類はあるでしょうか、店舗の大きさの割にはかなりの品ぞろえ。お目当てのものを注文すると手書きのオーダー表を渡され、入り口近くのレジでお会計するという仕組みです。簡易的なテーブルも用意されておりイートインも可能。
オススメの「ホット・ターキー・マッシュルーム」と「アヒ・アボカド」に本日のスープのラージサイズを注文。サンドイッチは8ドル前後、スープは5ドル前後と東京の相場に比べるとやや高め。サンドイッチは注文が入ってからの手作りです。いずれも2つにカットしてくれるのでシェアし易い。
まずは「ホット・ターキー・マッシュルーム」。温かくてソフトなパンに、チーズのコクが印象的。スプラウトが山ほど挟まっており、その他の野菜を圧倒しています。肝心のターキーはパサパサとした食感でエグ味があり、あまり美味しいとは言えません。
こちらは「アヒ・アボカド」。やはりスプラウトが山盛りであり、外観だけでは何のサンドイッチかは見分け辛い。アヒ(マグロ)の量はそれほどでもなく、その代わりに様々な野菜やハーブの味覚が百花繚乱で、これはこれでありよりのあり。オマケのパパイヤシードドレッシングを落として味変もOK。
本日のスープは「チキン・ガンボ」。そこらへんの売店で売られている作り置きのそれと大差ない味わいですが、お米が結構入っているので腹は膨れました。
簡素な店構えに中くらいの味わいであり、これでサンドイッチ1個1,000円近くするのは割高。それでも普通の身なりの方が日常的に買い求めていたので、物価の高いハワイにしては普通のことなのかもしれません。東京の「キングジョージ」のほうがリーズナブルなので、それほど構えずに訪れましょう。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

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