スリーピース/久米島(沖縄)

「沖縄そば」と言えばカツオなどで取った透明な出汁のそばを思い浮かべることが多いですが、久米島は味噌仕立てな場合もあります。その震源地というか元祖というか、初めて味噌に取り組んだのが当店「スリーピース」。
「パーラー」という冠の通り、ぜんざい(カキ氷)のメニューが豊富。そのラインアップはそばの種類を凌駕するほどです。前払いで注文を済まし、半屋外のテラス席で待つこと数分。
不思議な沖縄そば。モヤシとひき肉が主体でスープは味噌。モヤシは「惣慶(そけい)もやし」と言って、惣慶さんが天然水で栽培するブランドもやし。
麺は正真正銘の沖縄そばです。スープについては見た目ほどコッテリはしておらず、どちらかというとフラットでプレーンな味わいです。
カットマンゴーは150円とお買い得。甘さたっぷり太陽の恵みを感じられる逸品です。
そばは、うーん、どうでしょう。決してまずくはないのですが、750円というのはチト高い。それでもこのような屋外の店であり、水着や半裸であっても許される空気感でもあるので、海遊びのランチにはちょうどよいかもしれません。


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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。

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