北米西海岸 vol.4~ブルーボトルコーヒーwww~

朝はノブヒルを散歩。リッツの記事において、ノブヒルは金持ち感ハンパない的な記述をしましたが、あれはアメリカ人の感想であり、日本人の私が実際に歩いてみたところ、そんなに高級住宅地という雰囲気は味わえませんでした。
確かにサンフランシスコの雑多な都会感に比べると少しはマシかもしれませんが、田園調布や元麻布、代々木上原、松濤、白金、広尾のほうが格は全然上に感じます。
グレース大聖堂。ノートルダム大聖堂を模して造られたものであり、フランス好きならおっと思える名建築。
「金持ちは丘に住む」の格言通り、ここノブヒルもヒルであり丘です。写真では中々お伝えすることはできませんが、この坂道っぷりはすごい。思わず車も縦列ではなく直角駐車。
真横から見るとこんな感じ。同じ家でも端と端で数フロアは違いそうです。
「世界一曲がりくねった坂道」と呼ばれるロンバートストリートへ。
何よりも驚いたのは中国人観光客の数。バンクーバーで見た彼らとは人種が全く異なり、銀座や那覇を跋扈している人々に雰囲気が似ています。
オーガニックの聖地、フェリービルディングへ。
キノコ専門店やチーズ専門店、肉屋、魚介類屋など、ちょっとカッコイイ系の自然派なお店がたくさんあります。しかしいずれも商業主義的というか観光スポットと化しており、ビっとは来ませんでした。やはり農家が直接売りに来るファーマーズマーケットでないと、サンフランシスコのオーガーニックな雰囲気は味わえないのかもしれません
ブルーボトルコーヒー発見。「サードウェーブコーヒー」「コーヒー界のアップル」などと昨今のコーヒー業界の話題をさらっていましたが私はしばらく静観を続けており(別ルートで飲むことはありましたが)、今回ようやく初めて店舗で飲むことに。
なんだコレ、超フツーじゃん。これに3時間の行列とか正気かよ。確かにコーヒーとはフルーツであることを思い出させてくれる強い酸味が特徴的ではあるのですが、あまりに酸っぱすぎてバランスが全く取れておらず、有り体に言うとびっくりするぐらい不味いです。

もちろん私はミーハーなので、シェイクシャックの上陸時に30分ほど並んで食べてみましたが、あれは話題性も含めてその価値がありました。しかし今回は待ち時間ゼロだったから良かったものの、3時間の行列の末にたどり着いた先がコレだったかと思うと背筋が凍ります。
そもそも「1カップずつ丁寧に淹れる」をコアコンピタンスとしている当店ですが、日本の喫茶店なんてそんなの当たり前じゃないですか。そんなことに今さら価値を見出すな日本のメディアのみんなたち!焙煎だの抽出だのにこだわる以前に、コーヒーは果実なんだから、素材の良さを最大限に高めることに重きを置いて欲しいところです。

大体、ガレージで店を始めたからと言って「コーヒー界のアップル」と評するのは無理がある。もし私が自宅のガレージでリンゴ栽培を始めて「私はアップル界のアップルです」と言い出した際に、温かい目で応援してくれる友人が果たして何人居るのか全く自信がありません。
フィナンシャル・ディストリクトでシェアオフィスを構え、孤軍奮闘する元同僚と待ち合わせてハンバーガー。レストランについての詳細は別記事にて。

もともと彼は関西人キャラで、東京にいる間も極めて流暢な関西弁を話していたのですが、こちらに来てからネイティブな関西人と話す機会が少ないのか、ガラパゴス化し独自の進化を遂げた不気味な関西弁となっていました。

近況を報告、と言いたいところですが、まあ気の置けない仲なので、特に小難しい話をするでもなく小一時間ハンバーガー食べてお疲れさんでした。

ナパへ向かおうとlyftをセットすると「エリアをまたぐ移動はできない」といった趣旨のメッセージが表示される。仕方なしにUBERを立ち上げるとショートメールで送った認証コードを入力せよとの指示。
もちろんショートメールはwifi経由でも受信できるのでしょうが、「最初は電話回線を経由しての設定が必要」との意味不明なsoftbankのポリシーが存在し、一旦日本に帰って設定しないといけないとのこと。何なのこの便利なのか不便なのかよくわからないIT革命。

「何とかならないかUBERの社長に直接聞いてみるわ、彼、友達なの」と謎の人脈を繰り出す妻。末端も末端の雑務に彼を動かすのは得策じゃないよ、と妻を説得し、代わりに妻のスマホでUBERを使ってみると、不思議とすぐに利用することができました。
さて、サンフランシスコからセントヘレナ(ナパバレーの北の方)へのロングライド。手元の地図では60マイルすなわち100kmもの距離があります。来てくれたドライバーは、「ナ、ナパ?ちょっと1回トイレ行かせてもらうことになるかもしれない」と、やはりここまでの長距離は少し珍しいのかもしれません。
およそ90分で我々の宿泊先であるハーベストインに到着。ホテルについての詳細な記事はまた別途。
夕食まで時間があったので近所を散歩していると、すぐ隣にワイナリーを発見。
なのですが、日光に晒されたミニボトルが1.5ドルで売られていたり、テイスティングは4杯5ドルだったりと、どう考えてもちょっとアレだったのでパス。何事も矜持というものは大切です。
引き続き散歩。すぐに広がる一面のぶどう畑。看板がわかり易く派手であったり、謎のランドマークがあったりと、こういうところはアメリカらしいなあ。
超巨大なディーン&デルーカを発見。まるで倉庫のようである。
屋根が高く開放的な店内。品揃えの深さは東京のディーン&デルーカと同等で、その幅を思いっきり広くした感じです。
ワインの品揃えが豊富。特にナパやソノマのワインが地域別ならびにブドウ別に並べられており、非常に見易いです。
ディナーはミシュラン一つ星のTerra Restaurantへ。日本人がオーナーシェフとのことで、チューリッヒのSeinでの悪夢があるからどうなることやら。詳細は別記事にて。

「北米西海岸」シリーズ目次
今回の旅行ではこの本が心から役立ちました。食やワインに特化したサンフランシスコの紙媒体って意外と少ないんですよね。同じく西海岸を旅する友人に勧めると、5秒の立ち読みで買いました。オススメ!


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旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。