北米西海岸 vol.5~ナパバレー縦断~


Instagram
今さらですがインスタグラム始めました。シズル感のある写真を狙ってアップしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

さて、本題。意外かもしれませんが、サンフランシスコ北部のワインカントリー、すなわちナパやソノマは全米でも屈指の観光地です。何かのランキングにおいてはフロリダのディズニーに次ぐ人気スポットとなったそう。
そのワインカントリーの人気を支える代表選手はワイントレイン。詳細な乗車記録は別記事にて。
ワイントレイン下車後はナパのダウンタウンを散策します。まずは下車駅すぐ近くにある市場、オックスボウマーケットへ。
バンクーバーのグランビルアイランドにおけるマーケットとベクトルが同じです。観光客向けの土産物屋や食材、軽く食べるお店などがたっぷり詰まっています。
お隣には人気ハンバーガー店GOTT'Sも。セントヘレナ店よりもアクセスが良いので、アシのない観光客はこちらのほうが来やすいかもしれません。
さて、ナパのダウンタウンを散策開始。目抜き通りにあるランドマークを中心に、ワインショップやテイスティングルームが点在します。しかしそのいずれもが観光地っぽいそれであり、ピンと来るお店は見当たりませんでした。
ダウンタウンに見るべきものは何も無いと判断し、車で10分ほどのアウトレットへ。アウトレット行くの、何年ぶりだろう。行ったはいいですが、特に物欲は無いので買うものは見当たらない。
ナパのアウトレットくんだりまで来て何も買わないのはアレなので、ブルックスブラザーズのドレスシャツを数着購入。日本だと1万数千円するシャツが50ドル弱であり良い買い物です。ちなみに同社のミッションステートメントは、創業者ヘンリー・サンズ・ブルックスが定めた「最高の品質の商品だけを作り、取り扱うこと。適正な利益のみ含んだ価格で販売し、こうした価値を商品に求め、またその価値を理解できる顧客とのみ取引すること」のただひとつであり、創業時から今日に至るまで一貫しているのが素晴らしいですね。
ヨントビルへ移動。フレンチ・ランドリーは私のありとあらゆる人脈を駆使して予約を試みたのですが、結局願いは叶わず大人しく写真だけを撮ることに。
ちなみに当店は「全米一予約の取れないレストラン」と言われ、2003年と2004年のThe World's 50 Best Restaurantsでは世界1位、2006年にミシュランガイドのサンフランシスコ・ワインカントリー版が発行されて以来三ツ星を守り続けている化け物レストランです。

また、オーナーシェフのトーマス・ケラーは当店に加えてニューヨークのパーセというレストランでも三ツ星を獲得し、アメリカ料理界の最高峰に位置する料理人です。

聞くところによると、旅行者は当然のこと、アメリカ人でさえも予約が全く取れない。強力なコネクションが無いのであれば、気長にキャンセル待ちを続け、電話がかかってきたら全ての予定をキャンセルしてでも彼の地へ飛ぶぐらいの覚悟が必要とのことです。
ちなみにフレンチランドリーから徒歩5分にトーマス・ケラーのパン屋があります。ケンゾーエステイトのワイナリーツアーで供されるサンドイッチは当店のものですね。
そのパン屋のすぐ隣にはトーマス・ケラーが統べるビストロが。こちらはミシュラン一ツ星で割にカジュアル。フレンチランドリーほど予約が取れないわけではなく、旅行者の我々であってもテーブルをおさえることができました。詳細は別記事にて。

というわけで、ナパバレーを縦横無尽に動きまわった1日でした。ここで活きたのはやはりUBERおよびlyft。ナパのような田舎に来ると、lyftよりもUBARのほうが普及しているような気がします。
ところで、ドライバーの彼らは乗客に評価される立場にあるので、少しでも顧客満足度上げようと必死に努力しています。よくあるのが「水を自由に飲んでくれ」と、ペットボトルを手渡されるサービス。ホテルの無料の水はすぐに飲みきってしまうし、ホテルで買うのは割高で馬鹿らしいし、かといってスーパーまで買いに行くのは面倒だし、ちょうど良いですこのサービス。

「北米西海岸」シリーズ目次
今回の旅行ではこの本が心から役立ちました。食やワインに特化したサンフランシスコの紙媒体って意外と少ないんですよね。同じく西海岸を旅する友人に勧めると、5秒の立ち読みで買いました。オススメ!


関連記事
旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。