肉野菜炒めベジ郎 渋谷総本店

二郎系肉野菜炒め専門店「肉野菜炒めベジ郎」。2021年末にBunkamura近くにオープンして以来、渋谷屈指の行列を誇ります。運営元は八百屋であり、コロナで飲食店が休業し出荷先が無くなり行き場を失った野菜をどうにかしないといけない→じゃあ自分たちで野菜をたっぷり摂れるお店を開こうとポジティブシンキング。コロナが産み落とした鬼っ子です。
肉野菜炒め専門店ですが、店内はラーメン屋そのもの。カウンター席が10席ほどに2人がけのテーブルがふたつ。行列を避けるためにオープン直後にお邪魔しましたが、その後は続々とゲストが訪れ人気のほどが伺えます。
野菜炒めを単品で注文。野菜や肉、背脂の量を増やしたり、パクチーをトッピングしたりして、〆て830円でした。ご飯とスープが付いた定食にするには+100円、ビールは200円と大変良心的な価格設定です。
野菜はキャベツ・もやし・たまねぎ・ニンジンが中心。強火でガーっと炒めておりシャキシャキ感が魅力的。フレーバーは醤油・ポン酢・味噌の3種類からのチョイスであり、私は味噌を選択したのですが、野菜の甘味が強く、何味というよりは野菜炒め味でした。
肉は純粋な生肉を炒めるのではなく、唐揚げをカットして投入します。野菜炒めに唐揚げをブチ込むって斬新。揚げ置きでキンキンに冷えているので、気になる方は着丼後に野菜の底のほうに埋め込んでセルフで温め直しておくと良いでしょう。
ラーメン二郎よろしく背脂がトッピングされます。こちらも野菜炒めとしてはありそうでない工夫ですが、その効用はよくわかりませんでした。
+50円でパクチーをトッピングできます。爽やかな香りが味変に最適。他方、野菜のマシは0円、マシマシは50円であることを考えるといくらか割高。コスパ厨は避けておいたほうが無難でしょう。
味変と言えば、卓上にカレー粉や辛いやつも置かれています。が、そのままのプレーンな味で充分美味しかったので、私は使用しませんでした。
お野菜だけでお腹いっぱい。背徳感ゼロでごちそうさまでした。「二郎系肉野菜炒め」と語られることが多いですが、実際は街の中華料理屋の肉野菜炒めがすげえ大盛りになった方向性であり、麺抜きスープ抜きの二郎とは違う(恐らくそれよりも全然美味しい)のでご注意を。個人的にはありよりのありなコンセプトでオススメです。

食べログ グルメブログランキング


人気の記事
「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。