バルバッコア(Barbacoa)/心斎橋

いつのまにか親族での食事会のコーディネーターを一任されている私。人に任せるくせに、あれが食べたいこれは食べたくないあそこは遠いあんなところいつも行っているとワガママ言い放題の困った連中です。
勝間和代が「会食は全てホテルのビュッフェ。好き嫌いやアレルギー、宗教上の問題など全てクリアできる」と言っていたことを思い出し、今回はビュッフェスタイルで臨みます。
会場は「バルバッコア(Barbacoa)」の心斎橋店。本当は梅田店が良かったのですが予約が取れず、人気のほどが伺えます。運営は「モーモーパラダイス」「オービカ モッツァレラバー」「YONA YONA BEER WORKS」などでも有名な株式会社ワンダーテーブル。
土日祝は3,600円で2時間の食べ放題。子供はその半額です。平日であれば3,200円。ちゃんとした肉とサラダをこの値段を食べることができるのは物凄い企業努力です。当然に満席であり、2回転目(?)の14時入店でもジャンジャカ人が来ていました。
バルバッコアに行くたびに思うのですが、ここのサラダバーって相当おいしくないですか?肉を食べねばならぬ、と頭では理解しているのですが、新鮮な野菜を前にしてつい摂り過ぎてしまいます。芸風こそ違えど野菜の質は「クリスプ サラダ ワークス(CRISP SALAD WORKS)」に迫る勢い。
他方、デザートは小麦粉と砂糖主体であまり美味しくありません。ゲストの選球眼が試されるビュッフェと言って良いでしょう。甥っ子がフライドポテトばかりを食べているので「お肉食べなよ。ポテトは後日、マクドナルドで食べなさい」と指導するのですが「こっちのほうが美味しい」と生意気なガキである。
私の父が野菜にいっさい手を付けないので、どうしたの?ここの野菜は美味しいよ?と訊ねると「お父さんはお肉を食べに来たんだ」と揺るぎない決意。お酒はいいの?と促すと「じゃあ、一杯だけ頼もうかな。あ、お姉さん、カイピリーニャを甘さ控えめでお願い」通かよ。ちなみにカイピニーリャとはサトウキビから作られるブラジルの国民酒「ピンガ」を用いたブラジリアンカクテルです。
さて、肉が続々とやって来ます。当店は「パサドール」といわれる肉の専門家が在籍しており、肉を切り分けるだけでなく、仕込みから焼き上げ、状態管理の全てをこなしているそうな。
肉はブラック・アンガス牛。適度なサシが入った赤身肉であり、柔らかいながらも脂っぽくはなく、肉の味が強く、サクサクと食べ進めることができます。ソースも置かれているのですが、岩塩の下味が結構強く、私は何もつけずに食べ続けました。
牛肉の様々な部位に加えて豚肉や鶏肉、ソーセージなども用意されており、とりわけ鶏肉の質は牛肉の味わいを凌駕するほどでした。
変わり種としてはパイナップルなどもあります。私は食べませんでしたが母は気に入ったようでお代わりまで。「あら、さっき食べたほうが美味しかったわ」と、うるさい女である。
中々に良質な肉と野菜をたらふく食べ、酒も注文しなかったので(ソフトドリンクは飲み放題)、本当にひとりあたり3,600円でした。何かの間違いではなかろうかと心配になるほどの費用対効果です。高級ホテルのローストビーフ食べ放題よりもクオリティが段違いに高い。食べ放題って言っても、焼きたての肉塊をテーブルで切り分けてくれるのが良いですね。温かくジューシーな肉をアラミニッツでたっぷり。気分は室内の誰かが焼いてくれるバーベキューです。この4月には虎ノ門ヒルズ店もオープンするそうで、またランチでお邪魔してみよっかな。


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