軽井沢プリンスホテル/軽井沢

軽井沢プリンスホテル。北陸新幹線軽井沢駅周辺の敷地にホテル・スキー場・ゴルフ場・ゆり園と日本最大のリゾートショッピングモールを擁し、年間約900万人の来場人員があるという日本で最も成功したリゾートのひとつです。
ホテルは1973年開業の「イースト」と1986年開業の「ウエスト」の2つからなり、今回我々は「ウエスト」敷地内にあるコテージを1棟丸々貸し切りました。
本館からコテージは徒歩10分ほど。もちろん散歩で行くのが気持ちよいのですが、荷物がある場合など、お願いすればカートでお送り頂けます。

「そういえば、タケマシュランの奥さんが地下アイドルって本当ですか?」思い出したように言葉を発する長野くん。あまりの真面目な表情に思わず噴出してしまいました。アイドルならまだしも、「地下」ってなんやねん。
ところで長野くんは現在、事業所として長野市内のテナントに入居しているのですが、近々土地を買いビルを建てようかと検討中。

「やっぱり軽井沢っていいですね。仕事場、このあたりにしようかなあ」それは素晴らしいアイデアだ。「お客さんもいることだし、全部移すのは難しいかもしれないけれど、少なくとも週末過ごすための部屋は買おうかなあ」いいぞいいぞその調子だ。毎週末は家族で軽井沢、誰もが羨むライフスタイル。平日に部屋が空くならAirbnbで貸せばいい
何かの弾みで成城石井の話になった際、長野くんが黙り込む。どうした長野くんと訊ねると「せ、セイジョウイシーって何ですか?」
水を得た魚のように張り切る男たち。まあまず何処で切るかだよね、セイジョウ・イシーなのかセイジョウイ・シーなのか。正常位シーかもしれないよね。若い女の子がいっぱい働いているよね。みんな結構気が利いてるよね。ピンクですよね、しかも濃いピンク、ビビッドな。バリエーションはかなり豊富だと思う。ちょっと高いけど質がいいのは間違いない。最後は全部入れてくれるんだよ、そこは特長的かも。あ、でもその前にお金は払わないといけない。
小さな流しもあります。コルク抜きや栓抜きと食器が完備。持ち込みパーティウェルカム体勢。

「ちょっと待って下さい!みんなセイジョウイシーって言ってるけど、実はセイジョウイシーじゃないんだ!スターバックスがスタバ的な!」彼はスカラー電磁波を浴びすぎたのか、言っていることが判然としない。
シャワーは恐ろしく温度調整が難しく、入浴者の導線が全く考えられていない設計であり残念賞。

「セイジョウイシー、長野には無いのかもしれない。妻に聞いてみます」とスマホを操作。即座に「知っとるわwww」と、返信が来て愕然とする長野くん。
敷地内のショッピングモールでツマミを買い込み宴会準備。ソーセージや生ハムばかりで、野菜が全く売られていなかったのが残念。

長野くんはビジネスでは成功しているけれど、極度の世間知らずかもしれない、ということで、今夜のテーマは「長野くんが知らない言葉を探る会」に。
酒についても長野産のものは意外に売られていない。イタリアのクラフトビール6本に、長野のワインを1本、長野の日本酒を3本用意しました。

「アーティチョークって知ってるか?」鋭い質問をするミスターボリュームアップ。「それはわかります!食べ物だ!」大きく胸を張る長野くん。じゃあ、肉か魚か野菜か穀物か、何だと思う?「魚ですね。妻とフランス料理屋にはたまに行くので、それは知ってます」
爆笑の渦に呑まれ自分の過ちをようやく悟る長野くん。「あ、あ、魚じゃない、ですよね?わかった、サイコロステーキ的なやつだ!

なるほど、じゃあちょっと奥さんに聞いてみな、ということで再び奥様にメッセージ。「うーん、聞いたことはあるけど、何だかはよくわかんないや」なんと微笑ましい夫婦。日本の平和はここにある。
さっきAirbnbの話になったけど、あれも知らないのに適当に合わせてたんでしょ?もちろんuberも知らないよね?あ、このコテージ、wifiないんだ。テザリングしよっか。「テザ…リング…。何の輪っかでしょうか…?」一瀉千里の勢いで質問攻め。長野くん遊びが止まらない。


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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。ハワイばっかし行くんじゃなくて、日本の名所と美食を巡る旅も中々のものですよ。
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