餃子 一鉄(いってつ)/六本松(福岡)

六本松の交差点から歩いてすぐの路地にある「餃子 一鉄(いってつ)」。餃子と冠が付いていますが、みな麺類を基本として臨んでいるような気がします。人類みな麺類。
たまたま並ばずに着席することができましたが、場面で10人ほどの行列が生じていました。というのも、この手のレストランとしては珍しくテーブル席が主体であり、贅沢にも4人ゲーブルに1人掛けが許容されるスタイルです。待つかどうかは運でしょう。
ランチタイムのセットメニューにはサラダが付きます。キャベツの千切り程度といったところですが、これから糖質爆弾を食べることを考えれば大変ありがたいシステムです。
こちらはセットメニューの餃子。博多の一口餃子スタイルではなく2口ぐらいのサイズ感です。野菜多めな仕様であり、とりわけニンニクのパンチが凄かった。
ちゃんぽんは野菜たっぷり。キャベツとモヤシを中心に、玉ねぎや豚肉、キクラゲなどなど王道の具材が揃います。スープは豚骨主体でトロトロとしており濃厚オブ濃厚な味覚です。
麺はしっかりと太いのですが、それほどコシがあるというわけではなく優しい口当たりです。ぶっちゃけ長崎のちゃんぽんの老舗「共楽園(きょうらくえん)」なんかよりも全然美味しい。ちなみに「麺なしチャンポン」というメニューもありました。
こちらは「みそ豚骨ラーメン」。その名の通り豚骨ラーメンに味噌をぶち込むという悪魔的なラーメンなのですが、相当にヘヴィです。プレーンな豚骨だとしてもかなり重ためな仕様なのに、加えてそこに味噌で塗り性能マックスでした。
こちらの麺は細麺か中太麺かを選択できるのですが、今回は後者を選択。ちゃんぽんと同様にコシがある芸風ではありませんが、とにかくスープが濃いぃので、麺の記憶が曖昧です。
私は濃厚原理主義者なので大満足しましたが、好みは分かれるラーメンでしょう。とは言えランチタイムのセットメニューでは麺に餃子とサラダ、小ライスを付けて千円を切る価格設定なのだから費用対効果は抜群。オススメです。

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