地中海・エーゲ海クルーズvol.15~フィレンツェ~

本日はリボルノに寄港。リボルノはサッカークラブもあるちょっとした街で、ピサ、フィレンツェへそれぞれ車で一時間ほどです。昔行った時に、ピサは斜塔以外に見るべきものは何も無かったので、今回は迷わずフィレンツェへ。

送り迎えをしてくれたバスガイドが生粋のリボルノっ子で、「まじピサのやつらなんてカスだ」と罵ってました。どうやらお隣の街ながらも、昔から戦争ばっかしてたらしく、その名残は今でも残っていて、いがみあってるんですって。

「ピサのサッカーチーム、今年でセリエDに降格だぜ?ヒヒヒざまーみろ。おれたちのチームはセリエBだもんね。すげーだろ」彼は幸せそうです。

このように、世界的に見ても、近所の国同士って仲が悪いもの。日本が中国とか韓国とかと仲が悪いのも当たり前なんですね。仲が悪くて当然なのである。無理に友好友好とか言うほうが不自然と。
フィレンツェ。前回来たときに「ヌッティ」っていうピザ屋が超絶おいしくって、毎晩通い詰めた思い出があるのです。しかし場所をすっかり失念したのでさっきのガイドに聞いてみるのですが、さすがにリボルノ人なのでわからなかったらしく、それでもそこらの商店でタウンページ借りて熱心に調べてくれたりしていい奴です。

残念ながらタウンページでは見つかりませんでしたが、危うい記憶を頼りに探すとものの10分で見つかりました。時間がまだ早く朝食メニューだったので、しばらく観光して時間潰し。
やっぱドゥオモ?ノンノン、あれに登るのは素人ですよ。だって、自分が登ってるからドゥオモ自身が見えなくなっちゃうじゃん。
その隣のジョットの鐘楼に登ったほうが、ホラ。結構な高さなので良い運動。
腹ペコで改めてヌッティへ。おお、テレビが薄型になった以外、何も変わっとらん。懐かしい。
前菜で期待を膨らませてから、

マルゲリータ!ううー、ひっくり返る程うまいじえー。なんでトマトとチーズとバジルだけなのにこんなに美味しいの?大学生の頃に「ここのピザは世界一うまいかもしれん」と思いましたが、今回は「ここのピザは世界一うまい」と確信に変わりました。

食後はショッピング。タニノクリスチーでナイスなドレスシューズがなんと5万円。日本なら最低でも10万円はする。迷いましたがこれ以上荷物を増やしても、、、と弱気になり断腸の思い出見送りました。
サンタマリアノヴェッラ教会でしんみりしてから付属薬局へ。
修道士が教会に薬剤室を作って石鹸を作り始めたら、神秘的な雰囲気がが調子良いらしく人気爆発。今では日本にまで支店があるのです。日本だと1個3,000円の石鹸が10ユーロぐらいで売ってましたよ。

そんなこんだでずっとショッピングしてました。前回来たときは観光名所ばっかし巡っていましたが、お買い物も楽しいですねこの街。

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「地中海・エーゲ海クルーズ」シリーズ目次
子育て中のイラストレーターが漫画でクルーズの素晴らしさを伝えるエッセイです。クルーズ旅行って、高級なイメージがありますが、子連れなどの場合は総額では割安になることが多い。そのような事実や基礎知識を非常に解かり易く著している良本です。クルーズをまだ一度も経験したことが無い人が読むに打ってつけ。

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