地中海・エーゲ海クルーズvol.17~モナコ~

モナコと言えばマリエ的超お金持ちが集まるセレブ合衆国。
いや、参った。なんてラグジュアリーな街なんでしょう。ベントレーとかが普通に走っています。ベンツなんてカローラみたいなもの。中古車屋があってのぞいてみると、フェラーリしか置いてませんでした。
ショッピングモールに行くと、ドンペリがエビアンみたいに売られていて、子供用のTシャツが180ユーロでした。
今まで色んな国や地域に行ったけれども、ここまで徹底して豪華な街は初めてです。逆に、観光として見るべき所はそれほどありません。というか、肩身が狭い。卑屈になる。金持ち友達と連れ立って自前の船で乗り付けて、デッキでシャンパンを飲みながら、F1モナコグランプリを眺める、そういうことをするべき街だと思います。

街の至る所に国家元首であるアルベール2世の写真が貼られていて、国民にとても愛されているのが伝わってきました。もはやアイドル扱い。最近ではマグロ乱獲反対で、日本人には困った人扱いされてますが、マグロだけじゃなくて、心から環境保護に熱心な模様。マグロの件も、もともとモナコの人はマグロを好んで食べていたのに、「アルベールが言うならしゃあないな」って、国民は禁マグロを素直に受け入れたらしいです。

温暖化調査のために自ら犬ぞりで北極点と南極点へ行ってみるとかフットワーク軽すぎ。アマースト大(アメリカの超少人数制名門大学)卒、ボブスレーで冬季オリンピック出場、柔道黒帯などなどポテンシャル高すぎ。大体、外見がカッコ良い。だってグレース・ケリーの息子ですもんね。甥っ子の皇太子なんて、ピープル誌の「世界で最も美しい50人」に選ばれてますし。

それではモナコ、日本、北朝鮮の皇太子を比較してみましょう。
国のトップが尊敬されているって素敵なことだ。

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「地中海・エーゲ海クルーズ」シリーズ目次
子育て中のイラストレーターが漫画でクルーズの素晴らしさを伝えるエッセイです。クルーズ旅行って、高級なイメージがありますが、子連れなどの場合は総額では割安になることが多い。そのような事実や基礎知識を非常に解かり易く著している良本です。クルーズをまだ一度も経験したことが無い人が読むに打ってつけ。

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