カリブ海クルーズ vol.15~帰国~

早いもので、今回の旅行も本日が最終日。
早起きしてホテルのまわりをブラブラと散歩。
cocoa beach shuttleは時間を守らないので信用できないという結論に達し、日本からの予約をキャンセルし、ホテルに商流を通して車を呼んでもらう。が、結局来たのはcocoa beach shuttle。ご丁寧に15分遅れで。アメリカ人って時間とかルールとかは律儀に守ることが多いのですが、当社の遅刻癖は一流です。
みんな大好きパンダエキスプレスで最後のランチ。
チャーハンに野菜炒めに3種のおかずのセットを注文したのですが、気のいい姉ちゃんがテラ盛してくれて調子に乗って入りきらず別皿で盛ってくれました。しかしレジの姉ちゃんは別皿として請求して来るので話が違うと抗議すると、前工程に何の確認もせずあっさりと値下げ。言ったもの勝ちの世の中。ちなみにこれでたったの10ドル。隣のデリで売ってた小さなサラダも10ドル。太るわけだ。
帰りはエコノミークラスでの予約でしたが、カウンターの兄ちゃんにアップグレードしてくれよとお願いすると2つ返事でOK。ここでも言ったもの勝ち。
デザートのハーゲンダッツ俺にくれよ、と連れに声をかけると難なく手に入る。また言ったもの勝ちだ。
江戸時代にこんな調理技術があったんだと感心。
これは全然面白く無かったなー。キャストが豪華なだけ。
ライアンシリーズ。こちらは飽きさせず面白い。でもあんなチープな経済戦争があってたまるか。
着陸まで少し間があったので、時間調整に短めの番組を観るとこれがアタリ。この夏のバスク熱に油が注がれる。

今回のクルーズはこれにて終了。

カリブに行くんだからロイヤルカリビアン社がいいんじゃない?ということで、安直に当社に決めてしまいましたが、総合評価はイマイチでした。カジュアルな航路、カジュアルな船内、カジュアルな客、カジュアルな従業員。あまり非現実を感じることはできない。プリンセスクルーズ社の素晴らしさを再認識。でも次回は思い切ってイタリアのMSC社にしてみよう。センスの良い友人が絶賛していたからたぶん間違いないはず。食事をイタリアンで通すという哲学も試してみたい。

ところで、久々アメリカに来てみましたが、この国は今後も世界最強国家であり続けると確信しました。だって異常に子沢山。普通の夫婦であれば大体3~4人は子供を連れているような気がします。そいつら全員が労働力になるんだもんなー。さらに70歳を超えたじーさんばーさんがバリバリ働きまくってるんですもん。おまけにその全員が果てしなく無駄遣いをしまくる。アメリカ人と結婚した友人が「おそらく奴らには貯金という概念が無い」と語っていましたが、真実だと思います。そりゃ経済がウォーって回転するわけだ。サブプライム層がフルローンで家を買う心意気も素晴らしい。リーマンが破綻してもたった5年でダウ最高値。見事な不死鳥っぷり。

この国は良くも悪くもとても目立つので、色々と心無いことを言う人も多いですが、好き嫌いといった感情はどこか遠くに置いといて、この国をうまく自身の人生の一部に取り入れることが、色々と自分にとって得なことが多くなるのかもしれないと、本気で考えさせられた旅行となりました。

次回予告。
この夏はパリから鉄道でボルドーへ向かい、ワインに溺れた後にバスクにて美食三昧。イビザで連夜のパーリーを経たのちバルセロナのレスタウランテでチルアウトというなんとも攻撃的な旅を決行したいと思います。ああ楽しみだ自然とニヤついてしまう。

「カリブ海クルーズ」シリーズ目次


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